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感想
 EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜
 (Windows)

EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜



EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜






※この文章には「EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜」のネタバレが含まれています。 未プレイの方は大きな楽しみを失う可能性があります。ご注意を。
※画像には必要に応じて、管理人の手でモザイクをかけています。







ここのところ、ビジュアルノベルばかり食べていたので、何かゲーム性のあるものが食べたいと思い始めた「EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜」。食べたというか、蟲に食べられたというか、いや〜すごいゲームでした・・・。


攻略状況について

・100%フルコンプしました。攻略は見てません、と言いたいところですが、残念ながら80%あたりからブサイクさんのHPにあるヒントを参照しました。


ゲームシステム

・「チャート探索式ADV」ということで、フローチャートを選んで進めていくゲームです。

EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


「幼蟲編、蛹蟲編、蟲使編、揚羽編、西館編、夢美編・壱、夢美編・弐、成蟲編」と全部で8シートあり、シートごとに 蜘蛛の巣のようなフローチャートが存在します。初めは幼蟲編で、終わったら蛹蟲編⇒蟲使編⇒・・・というように進んでいきます。フローを選ぶとイベントが始まり、どのフローを選択したかによって進む道、エンディングが変わってきます。

まずこのシステム、「ゲーム」として楽しかった!「あそこのスロットにはどうやって行くのか?」とか「今度はあっちを選んでみよう!」等、スロットを埋める楽しみやBADENDを越えた時の達成感があり、ビジュアルノベルにない面白さがありました。

テンポの良さも素晴らしい!1スロットのイベント量が絶妙でテンポが良く、いつの間にか2時間経っていた、なんてことが多々ありました。これも面白さの要因の一つ。

EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


ボリュームはかなり多いと思います。エンディング数29、これだけの選択肢・・・。往年のサウンドノベル(かまいたちの夜など)に匹敵する、あるいはそれ以上のボリュームじゃないでしょうか?製作者のこのソフトにかける想いが伺えます。

難易度は非常に高い。フラグがね、いくつものシートにまたがっていたり、特定のエンディングを見ていないと選べないのがあるからね。攻略なしでフルコンプした方、いたら尊敬します。このやりごたえ、私は満足しました!


エロ(満足度をA〜Cの3段階)

C:個人的にほとんど使えなかった

が、 人によってはS級、伝説級だと思われる。

EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


ヴァガンザの一翼であるエロ。Hシーン数「70」という力の入れよう。そのほとんどが触手を使った拷問、凌辱系。良くグロいと言われますが、グロいというより「キモい、精神的にキツイ」といった感想。

属性を挙げると、おしっこ、スカトロ、吐瀉物、巨大化したおっぱい、肛門から口まで触手出し入れ(多い)、電撃、手足切断、ふたなり、ちんぽ蟲・・・。ある一定方向に多彩過ぎて、和姦が得意な私は楽しむことができませんでした。ただし、人によってはもの凄いエクスプロージョンを起こすと推測します。



えっ?「優斗さんと夢美の和姦があったじゃねえか!」って?



<思い出の湖:夢美と優斗が初めて結ばれるシーン>

画面 ⇒ 真っ黒
テキスト ⇒ あれから―――夢美は初めて優斗に抱かれた―――。

<終わり>


<不安な夜:婚約者の優斗に激しく抱かれる夢美>

画面 ⇒ 寝室の絵
テキスト ⇒ 夢美「イくっ、イくっ、イ、ああっ、イくっ、あ、ああっ、ああぁあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜っ!!!!」。

<終わり>



ブサイクさんのこの清々しさに敬礼!(笑)

EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


・斬新な画面効果

シーン名「秘密の花園」は夢美とアゲハがお風呂でじゃれ合うシーン。このシーンはマウスを動かさないと画面が曇ってくるんですよ。ガラス越しに覗いている臨場感が出て、とても面白い試みだと感じました。評価。


・きつかったシーンは・・・

多すぎて正直選べないですが、4つほど。

 岷鵑離れた場所で機

蟲使いの森をさまよう中、夢美が野糞をするシーン。ゼリー状の蟲に襲われて、蟲が肛門に入り夢美のう○ちを美味しそうに食べるのが・・・キモかった・・・!結果、夢美の精神がおかしくなる描写は秀逸。

◆峽り返される凌辱」

確か西館で捕まった場面だと記憶しています。合蟲人間による多人数姦、再び。肉棒により夢美の内臓が突き破られ、喉が突き破られ・・・死亡。夢美「うぶええええええええええええええええええええええっ!!!」。

「蟲を産む人生機銑検

西館で逆さに吊るされ、蟲の卵を植え付けられ、5年振りに蟲を産むシーン。卵を入れる為、西先生の腕が夢美の膣に・・・。排泄物処理を史郎に見られ、食事をする為のホースに自分のう○こを入れられ・・・。
それでもなお、「頑張るね・・・。おかあ、さん・・・がんば、る、から・・・ッ!」と思う夢美にある種の感動すら覚える。

ぁ峩元い亮存貝機銑掘

最後は皆さんお待ちかね。蟲と同化した夢美が人間とどう違うのか、夢美を蟲側、アゲハを人間側のテスターとして実験。乳首、クリトリスにピアスを刺し引き千切る。尿、便検査。夢美とアゲハの肛門を透明のホースで繋いで便を出させる焼き鏝、電撃。最後はボーリングの玉を脳天に受けて夢美生存、アゲハ死亡・・・。このゲームに「容赦」という言葉は存在しない。これはキツかったわ、本当に。

EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


・スカトロシーンは

結構あります。その中で夢美が野糞をするシーン(上,竜侫襦璽)がありまして。大きいう○こが中々出ず、ようやく出たところを優斗さんに見られるというシーンなのですが。

私はスカの趣味はなく「スカなんて気持ち悪い」と考えている部類なのですが、このシーンを見て、何故か股間が膨らんでしまう不思議!「そんなものにハマってたまるか!」というプライドと無意識のせめぎ合い。こうやって人はスカにハマっていくのでしょうか・・・?とは言っても、抜いたわけじゃないんだからねっ!勘違いしないでよねっ!!


・SE-VOICEについて

ゴア・スクリーミング・ショウの時は「いい!」と思っていたH時のバックグラウンドボイス。今作では「いらない」と感じOFFにしてました。あると少し五月蠅いですね。

EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


シナリオ

・エログロとシナリオの融合がブサイク作品の真骨頂。エロだけでなくシナリオも素晴らしかった!

「そして15年に渡る、少女の物語の幕が上がる」というキャッチコピーの通り、主人公・櫻井夢美と蟲の15年を描いたお話です。大まかに(1)少女時代(15歳くらい)、(2)5年後、(3)15年後に分かれています。


メインルートだけ説明しますと、


まず少女時代。蟲使い・煉悟とサユリの戦いに巻き込まれた夢美は、両親を失い、煉悟にさらわれる。そこで監禁、凌辱、そして、蟲を産む「苗床」にされてしまう。夢美が産んだ蟲の中に、伝説の獣魔蟲「刻凍る果ての獣魔」がいた。これが夢美の運命の出会い。スキを見て煉悟を殺害した夢美は、役立たずと呼ばれた我が子・獣魔蟲と共に旅立つ。


次に5年後。悪夢から解放された夢美は、我が子との平穏な生活を送っていた。蟲の触手と手をつなぐ夢美、夢美の柔らかい胸に抱かれる蟲・・・ううう・・・なんとも羨ましい・・・。


ちょっと夢美ちゃん、そこかわってよ!
蟲を飼いたい!



すみません、少し暴走しました。


しかしその平和に終わりの時が。夢美は5年前に始まった蟲使い一族との因縁に巻き込まれていく。


蟲使いとして過酷なトレーニングをし、
便を排泄しているところを好きな人に見られ、
生き延びる為に蟲を食べ、
好きになった女の子に裏切られ、
右腕を失い、脇腹を撃たれ、
両足を潰され、
性器と下半身全てを潰され、
(めんどうなので以下略)


本当に様々なことに巻き込まれていく。そういった状況の中、いつも夢美を励まし助けてくれたのは、愛する我が子・獣魔蟲だった・・・。


そして最後、15年後。10年前、蟲使いとの因縁を全て断ち切った夢美は優斗と結婚する予定になった。幸せの絶頂。そこに現れたのはなんと以前殺した蟲使い・煉悟だった。


結婚式当日、夢美は教会に現れた煉悟を獣魔蟲と共に打ち払うことに成功した。だが、煉悟は最後のパワーで夢美を道連れにした。燃えさかる教会の中、夢美の頭上に降ってくる天井。自らの死を覚悟した夢美・・・。


次に目を開けた時、夢美を守っていたのは、消えたと思った我が子だった・・・。我が子の命が燃え尽きる瞬間、夢美の頭に獣魔蟲との15年が蘇る・・・。



15年前、自らの体で産んだ蟲
EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


辛い時も
EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


悲しい時も
EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


腕を失った時も
EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


常に寄り添ってくれた夢美の家族
EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


そして最期は・・・命を賭けて母を守る・・・
EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


我が子よ、ありがとう・・・(涙)

親蟲愛(おやこあい)の真髄、見せてもらいました・・・。


他ルートは凌辱の嵐でしたが、メインルートは本当に素晴らしくて・・・。ラストバトルの演出、BGM⇒獣魔蟲の最期の演出、一枚絵、BGM⇒ラストシーンの演出、一枚絵⇒エンディングのBGM。この一連の流れが全てマッチしていて、「力を入れるのは凌辱だけじゃないんだな、締めるのはお○○○だけじゃないんだな」と製作者に感服いたしました!ブラボー!


テキスト

・和泉万夜さん。無駄がなく簡潔なテキストで好み!キャラが堕ちていく描写は執念すら感じました。ここまでくると、もはや芸術の域かと。


グラフィック

・ゴア、このソフトをプレイして上田メタヲさんの絵が癖になってきました。女性キャラは同じように見えても、多彩な表情を作っていて可愛いと感じますし、レン等の男キャラはカッコいいです。もっと萌えるような絵?軽すぎて合わない。もっとリアリティのある絵?それもどうだろう?ブサイクさんの作品には上田メタヲさんしか合致しません!

EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


音楽

良かった!曲数は少ないが、ヴァガンザの世界にマッチした少数精鋭部隊。お気に入りは何度も見たOPの「Cocytus」。氷っぽいが熱すぎるラストバトルの「その15年に決着を」。涙を誘う「Cocytus〜orgel〜」。2回くらいしかかからないが秀逸な「美しい夢」。


ボイス

・夢美の声優、伊藤瞳子さんには優勝トロフィーを授与したい!その他の声優さんにも金一封を包みたい!このゲームほど声優さんが偉大だと思ったことはありません!


お気に入りキャラ

・櫻井夢美、神武美弥香


記憶に残る淫語

・糞穴、チ○コミルク、ち○ぽ蟲、ヘビチ○ポ、ち○こ付けて×10、ち○ぽ取って×10



まとめ

・サイトErogameScapeのタグに「魂」というのがありますが、この作品こそ「魂」に相応しい。膨大な量のフローチャートとHシーン、少女の15年を描いた壮大なストーリー、クリア後のボーナストラック等、ブサイクさんの魂が籠った作品。まさに大作

エログロとシナリオの融合、ということでゴアから2作目ですが、どちらが上か正直つけられません。ブサイクさんにコアなファンがいるのも頷けます。グロ規制によって低迷中のようですが、このような個性的な作品を作るブサイクさん、私は応援していきたい!EXTRAVAGANZAという大作、ありがとうございました。

EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜


(2014年2月15日 記載)

(C)Black Cyc



(関連ページ)
  ・神武美弥香について(愛すべきキャラランクなし)
  ・OP曲「Cocytus」の感想





EXTRAVAGANZAは凡人には到底思い付かないくらい変態的な内容で、こみあげてくる苦笑いを押し殺しながらプレイしましたwついでに同じく和泉万夜さんの無限煉姦もプレイしてみましたが、これもまたすごい作品でした。無限煉姦は第4章後半以降のシナリオが天才的に上手く、今年プレイしたエロゲーの中で一番面白かったです!「ブサイクさんの作品には上田メタヲさんしか合致しません!」というご意見には私も同意します。ブサイクの最近の作品(コウミガミ、サイノガミ)の絵は吉澤友章さんという方が担当していますが、この人の絵は正直苦手というか…どうも受け付けません(苦笑)。和泉さんといいメタヲさんといい、ブサイク黄金期のスタッフは本当にすごい人達だったんだなあと改めて思いました。

2018/11/15 swansongのryさん


swansongのry さん、こんばんは!
artoです。

無限煉姦は良い!という話は色々なところで見ますね。
「〜は面白かった!」という情報は、その作品に目を向けるきっかけになったり、 思わぬ出会いになったりするのでありがたいです!


上田メタヲさん、いいですよね〜。
少し前「虚空のバロック」の絵を見て、「このゲームの一枚絵、いいなあ〜。誰描いてるんだろ」と思ったら 上田メタヲさんでした(笑)。
これは絵、アニメ、ノベル、ファッションセンスなどに思うことなんですが、 ただ「上手い」「キレイ」「万人受け」「受けるものを」 を狙いすぎて、その人の持つ個性、その人なりの個性を消してしまっていることが多々あると感じます。
上田メタヲさんは自分なりのこだわりを伸ばしているように感じて、このまま頑張ってほしいですね。

2018/11/16 管理人


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