7月の日記にも書いたのですが、知り合いに7本のソフトを頂きました。まず、最初に始めたのがこのソフト。
arto「7本のどれからやろうかな〜。家族計画は名作中の名作と聞いてるから最後にするか。それ以外は・・・ErogameScapeで順位が低い方からやろ。」
ErogameScapeで順位を確認中・・・
arto「こなたよりかなたまで、だな。よし、これからやっていこ!どれどれ、F&Cの作品か〜。リップスティックアドベンチャーとかPiaキャロットへようこそみたいな、ラブコメディー的な軽いノリの作品だろ?絵的にもかわいらしいし。ちゃちゃっとやってくか!」
ゲーム開始・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・
重っ!
「えっ!何これ?こういう背景の作品なの?ちょっと予想外なのですが?」
という感じで、開始10分でいきなり衝撃を受けた「こなたよりかなたまで」。しかも、その描写がリアルでリアルで・・・。なかなか精神にくる開幕でした。
とりあえず今回は、九重さんルートをクリア後の感想。
ストーリーの説明は
面倒なので省略しますが、いたって普通と感じました。ちょっと短いせいか、人物の心情変化が急な気がしましたね。
音楽は、全体的にやさしい雰囲気で好印象。
「俺達は絶対に文章を邪魔しない!絶対にだ!!」という声が聞こえてきそうな粋なやつらでした。まだ全部聞いた訳じゃないですが。。EDの歌もいい曲で、この曲が全体のまとまり感を出してたと思います。これはEDごとに違う曲なのかな?
キャラの九重さんは結構好きなキャラです。感情を表に出さない子が徐々に笑うようになるのは、王道ですがかわいいですね。九重さんいいよ。声優の一色ヒカルさんもイイ。色んな声出せますね。
I/Oの「川原朔夜」と同じ人だと思えねえ。
柔道で言えば、先鋒を破ったところかと思いますが、残りのストーリーはどんな感じなのでしょうね?そして、タイトルの「こなたよりかなたまで」ってどういう意味があるのでしょう?べ、別に気にしてる訳では御座いませんことよ?
そんなことより、早く紅茶を持ってきてくださらないかしら?(お嬢言葉)
(2010年9月7日 記載)
いずみちゃん、あのエッチシーンはいらなかったですわ〜(困り笑顔)
駄目だ!どうしてもこの感想が一番に出てきてしまう・・・(笑)。
これまでのルートもエロは必要ないと思いましたが、今回は特に無理がありすぎた感が。まあ、
ちょっと興奮したけどさー(したのかよ)。
お話的には、かなたが入院していた時の優ちゃんとの話。優ちゃんがおじいちゃんを避ける姿が、自分が佐倉を避ける姿とダブる。そういうこともあり、かなたと優ちゃんは仲良くなってゆき、最終的にかなたの協力で優ちゃんはおじいちゃんに心を開く、というお話。良いシナリオでした。
死を迎える者と残る者がどのような気持ちになるかを考えさせられる話でした。そして、あの病院の先生と看護婦さんは本当に素晴らしい方ばかりで。病気を意識させない為にも、常に笑顔で冗談を言ったりして対応する。まさにプロ。あのような病院が現実でも増えたら良いなと思いました。それだけに、
どうしてもあのエッチシーンが印象に(ry。
(2010年9月27日 記載)
※本日の文章には「こなたよりかなたまで」のネタバレが含まれている可能性があります。クリアしていない方はご注意してください。
ようやくクリスルート2が終了し、全ルートをクリアしました。クリスルート2の感想は、うーん、なかなか難しい。
個人的にはクリスルート1の方が好きです。
クリスルート2は途中までルート1と同じ。「みんなとの生活を捨てることは出来ない」と彼方はクリスとの契約を拒絶します。しかし、このルートではかなたが12年前の約束を思いだし、それを守る為、クリスと結婚をするのですが。
自分の中では12年前の約束がどうしても引っかかりました。「12年前、子どもの時にちょっと会った人との約束」が大きすぎると言いますか・・・、この気持ち、お分かりいただけますでしょうか?
どうしても違和感を拭えなかった。それはクリスに対してもそう思います。一方で、クリスはそれほど孤独で悲しい生活をしてたのかな〜、とも感じましたが。
その為か、クリスと生きるを選んだ彼方の心境の変化には感情移入が出来ませんでした。クリスルート1に感情移入し過ぎたのでしょうか?クリスノーマルエンドとtrueエンドはコインの裏表みたいな感じなので、こっちは好きだけど、あっちは駄目みたいになるかもしれませんね。二人が幸せになるという結末自体は凄くいいのですが。。。
では、全クリしたので総評的なものを。
ストーリー:平凡な生活を送る高校生「遥彼方」。実は末期癌に侵されており、来年の桜は見られないという生活を送っていました。彼の友人「島田耕介」にはこの状況を話しているが、「佐倉佳苗」には話していない。「死ぬ時に悲しんで欲しくない。だから話せない。」というのが彼方の考えでした。そんな死への生活を送っているある日、彼方の家に吸血鬼「クリス」がやってきます。あるきっかけから「クリス」と生活するようになった彼方ですが・・・。
開始10分で明かされる彼方の病。
バーチャファイター2で開幕スプラッシュをくらったような、そんな衝撃でした。
「加奈 〜いもうと〜」と同系統のジャンル。このジャンルは少ないですし、作者も体験出来ないことを書く訳だから、かなり大変だと思いますし、貴重ですね。死に対する彼方の心理描写や決断には色々と考えされられました。
残念なのは、シナリオが短いところ。キャラの心理描写が急だと感じたところもありますし、もっと掘り下げても良かったかも。逆に、忙しい方や時間がない方はとっつきやすい作品なのでは?
一番好きなのは「クリスルート1」。彼方がクリスの契約を拒否して、残り数か月を「みんなと生きる」エンド。彼方が予定通り死んでしまうのは悲しいですが、最後にクリスと「良かった」と言えたのは
じーんときました。悲しいけど美しい、ちょっとステキな終わり方。
クリスエンド1を見返したのですが、最後の
彼方「もしぐるっと回っても、楽しい事無かったら・・・」
彼方「次は契約でも結婚でも、なんでもしてやるから。頑張れ!」
クリス「はい・・・」
は、12年前の約束を知ってからみると
切ない。。。(なんだかんだで約束にこだわってる自分もいる不思議さ)。12年前に同じ約束をしたクリスはどういう気持ちだったのでしょう?
クリスー!人々と暮らして幸せになってくれーーー!!
システム:選択肢を選んでルートが変化するADV。いわゆる「ビジュアルノベル」。選択肢の量は少なく、簡単に各ルートに入ることが出来ます。シナリオを読ませるのに重点をおいたシステム。
グラフィック:今やると古さを感じます。なぜか
leafの「痕」(古い方)を思い出しました(笑)。アマガミのように眼が動く、口が動くとかもちろんありません。クリスといずみちゃんの笑顔がステキ。
音楽:
優しい音楽達。ここまで全体的に優しい曲が揃ってるゲームは珍しい。お気に入りの音楽は「ささやかな一歩」(タイトル画面)と「無限の彼方から」(クリスのテーマ)。死という重いテーマに対し、この優しさのギャップはイイ。そして、ED曲の
「こなたよりかなたまで」。
聴けば聴くほどイイです!OPより好きな私は異端児?ニコ動のエロゲーソング動画で、OPは入っているのにEDが入ってないのを見て思う。
「なぜ、EDを入れない?なぜ、角を取らない?」と。
最終的なまとめとしては、残念な部分もあるが、キラリと光る部分も感じた作品。「死」という重いテーマを扱っていますが、クリア後は温かく清々しい気持ちになれるステキな作品。テーマが深く味わい深い。そしてEDの入り方とEDが素晴らしい。
お気に入りのシーン
・クリスルート1の最後。クリスと彼方が別れるところ。
お気に入りのセリフ
クリス「どうだった?」
かなた「そうだねぇ・・・良かったと思うよ。」
かなた「クリスはどうだった?」
クリス「私もそう思います。」
お気に入りのキャラ
・クリス
(2010年10月14日 記載)