彼は私にとって不可分な存在
わかつことのできない、双子の運命共同体
そう、まるで絡み合う双子の粒子のように
だから、失われた半身を求めてどこまでも追い続ける
光を超えて・・・
無限をも、超えて・・・・・・
(Remember11 こころ編より抜粋 & 加工)
久しぶりに標記の作品を動画で見たのですが、
やっぱり面白え!!
シナリオ:墜落事故により雪山に遭難した主人公「冬川こころ」と北海道のある施設に住む主人公「優希堂悟」がとあるきっかけより「人格交換現象」を起こすようになってしまう。人格交換の謎とは?2つの舞台の謎とは?からみあうふたつの物語の行く末は・・・!?
形式は選択肢が出るノベル型ですが、ここまで先が気になるADVゲームは無いのでは?世界設定とちりばめられた謎が素晴らしいです。 こころ編の最後、
朱倉岳の避難小屋から外に出た時の景色の衝撃と、その後ある人物に出会ったときの衝撃は未だに覚えてます。
世界観のギミックもよくこんなの考えたなって感じ。人格交換を使ったシナリオの見せ方も秀逸で、主人公Aの視点→主人公Bと人格交換→主人公Aに戻る→主人公Bと人格交換・・・というように視点が変化するのですが、それぞれの主人公での情報が虫食い状態でプレイヤーに入ってくるので、非常に先が気になる構成になっていますね。
また、主人公の視点変更が「人格交換現象」としてゲームの世界観に包含されているので、より感情移入しやすくなってるのではと思います。その為、こころんとさとるん(って呼ばないけど)には愛着と思い入れがありますね。
音楽について、当時はあまり耳に残らなかったんですが、今聞くとremember11はこの音楽しかない!て感じがしましたね。作品に合った良曲ばかりです。(ED曲はLISMOに入ってます)
シナリオについて「未完成だ」とか言われあまり評判は良くないですが、
僕はこのゲーム大好きです!BAD ENDをコンプリート & 設定解説ファンブック & 考察サイトを見れば問題ないレベルだと思います。このゲームこそ、もっと知られるべき!もっとやられるべき!そしてもっと評価されるべき!
好きなシーン
・(こころ編)最後、○○と出会うシーン
・(悟編)スフィアの地下室で○○から人格交換の謎を教えられるシーン
・(悟編)最後の方、○○○サークル内の建物で、○○と○○○と話すシーン
(○ばかりですがご了承くださいw)
好きなセリフ
・(優希堂悟)「助けてくれた感謝の気持ちはディープレベルズよりも深く、昂ぶる感情はエベレストよりも高い。この12430mの借りは必ず返すよ」
・(○○)「真理は・・・、(人差し指を額にあてて)ここで『視る』のだ」
・(○○)「北海道○○○○○○○○○○○○」(地名)
(場所の名前だし、○だらけだから書く必要無いしw)
(2010年6月5日 記載)