河原崎家の一族2、個人的に素晴らしかったですね〜。今日はそこに出てくる優馬の恋人、杏奈ちゃんです。
恋人ということで主人公に一番関わってくるキャラであり、プレイする度に徐々に魅力が上がってきて、ゆったりとした流れで「愛すべきキャラに入れよっかな〜」と考えるようになったキャラです。
杏奈のここが魅力
・見た目
りんしんさんの腕とエルフ塗りから繰り出される杏奈ちゃんはとっても可愛らしい容姿になっています。美人ですが、どちらかと言えば「可愛い」。イエローオーブのような瞳、セミロングの髪型がステキ。そして、目パチ、口パクを伴って躍動するその姿は・・・即死とまではいきませんが、容姿の時点で心惹きつけられました。
(この困ったような顔・・・好きです)
服は2種類ありまして、白のノースリーブと黒の涼しそうな服。後者は杏奈ちゃんらしくなく、白い方が好きです。(杏奈自身も肌の露出が多くて好きではないが、優馬の為に着ている、と言っていました)
(これは黒い方)
・穏やかだが芯が強い
優馬も「杏奈は普段は従順で穏やかな性格。しかし、ここぞでは芯が強い」とどこかのシーンで言っているのですが、ほんとにそう。普段は穏やかで大人しい。優馬を含め、他のキャラにも分け隔てなく優しくて、出しゃばることもなく一歩下がってついてくるような雰囲気を持ったキャラです。
しかし、養子として育ててくれた縄綱に対しても言う時は言うし、悪徳の医者に不信感を抱いた時にも、流されることなくきちんと拒否します(おまけモードの話ですが 笑)。
また、発言は嘘偽りがなく素直で、優馬に対しても自分の気持ちを照れることなく伝えてきます。こういうところからも芯の強さが伺えます。
そんな杏奈ちゃんですから、照れた時には飛天御剣流 双龍閃なみの鋭さがあります。
(数少ない照れシーンの一つ)
(この照れは意表を突かれました)
・清楚
「パッケージに極エロと書いてあるエロゲなのに、清楚とはこれいかに?」と思う方がいるかもしれませんが、清楚です。 清楚なんです。個人的に、杏奈ちゃんの大きな魅力としてこれを押したいです。
どういうところが?と言われると難しいのですが、非常に清楚感を感じました。品のある言葉遣いもそうですが、一番はその心根ですかね。体はどんなに陵辱されても心は陵辱に負けない強さがそう感じさせてくれるのかもしれません。(まあ、少し負けてはいたのですが 笑)
また、清楚なので序盤で軽々しくパンチラをしたり、主人公が部屋にくるタイミングを見計らって着替えを始めたりしません。
中盤以降はゲームの都合上、サービスシーンが増えてきますが、決していやらしい感じを見せない。そんな清楚さが魅力です。
(こんなシーンでもおっぱいを見せない難攻不落ぶり)
・陵辱シーン
清楚が魅力の杏奈ちゃん、だからこそ!縄綱の陵辱シーンの破壊力は凄まじいものがありました。ここまでクリティカルヒットしたHシーンはあったかな〜。
初見では「杏奈、もういい、もういいんだ・・・薬だからしょうがないよ」と悲壮感で一杯だったのですが・・・クリア後は・・・、あの清楚な杏奈ちゃんの悶える様がギャップ効果も相まって・・・お世話になりました<(_ _)>(笑)。
・健気な愛
最後はこれ。清楚とともに押したい杏奈ちゃんの魅力。優馬とは仲がおもわしくなかったり、智樹に対して不可解な行動を取ったり、プレイヤーから見ても「杏奈は一体誰が好きなの?」と思う時もありましたが、結局は初めから終わりまで優馬を愛していたんですよね。
その愛は優馬が杏奈に対して厳しい態度を取っても変わらず、縄綱から激しい陵辱を受けても変わらず・・・まさに大きく、強く、包み込む聖母のような愛でした。
縄綱の呪縛から解き放たれた後、成仏できない優馬の魂を救いに来たのは、優馬への溢れる愛を感じずにはいられない。最後まで健気に優馬のことを想って・・・(涙)。今この文章を書いてて、やっぱり河原崎家2はステキで、杏奈は魅力的なキャラクターだったと思いました。
心に残るシーン
・河原崎家から出てきたのに、駅で智樹に従って河原崎家に帰ってしまうシーン
(え?なんで?実は智樹が好きなのか?と初めは思いましたが、後で縄綱の呪いの力だと分かりました)
・玄関で背を向けて泣いているシーン
(気丈な杏奈ちゃんが泣いている姿、精神的に辛かったです)
・優馬の魂を救いにくるシーン
(すごい穏やかな雰囲気で・・・。涙が出そうになりました・・・)
最後に
「隊長!大和撫子を発見しましたっ!」という感じ。もしくは「理想のお嫁さんはココにいたのか!」という感じ。清楚で健気で奥ゆかしい、優しさの中にも芯の強さを持った魅力的なキャラクターです。他のゲームで似たような子がいるかな〜と思いを巡らせましたが、特に出てこないので貴重な魅力ではないでしょうか?河原崎家2、そして杏奈ちゃんを好きな人がもっともっと増えないかな〜と思う今日この頃。
(2010年12月某日 記載)