「三途河、あのクソガキャー!」。ということで本日はアニメ「喰霊-零-」より諌山黄泉です。
諌山黄泉ここが魅力
・スタイルがイイ
今回は外見から。なんだかんだ重要ですからね、外見。身長が165cmと大きめで素晴らしいプロポーションを誇っています。超災害対策室エージェントが務まると思えないくらい細い。それに加えて、ロングの黒髪と黒いセーラー服?が美しく、「ああ日本に生まれてよかった!」と感じさせてくれます。紀之、羨ましいじゃねえか!
・強くてカッコいい
超災害対策室の主力メンバーということでもの凄い強いです。宝刀「獅子王」とそれに宿る 霊獣・鵺「乱紅蓮」を使役して戦う姿は、スレンダーな女子高生の外見と相まってとっても美しい。強い女性って美しいですね。女子高生が刀を持って戦う絵って個人的に新鮮でした(なんか似たようなキャラがいた気がしますが思い出せない)。神楽もかっこいいですが黄泉のが好きです。
・気が強い。
神楽にはもっぱら優しい黄泉ですが、恋人の紀之には気が強くわがままです。それだけ甘えられる存在なんでしょう。そんな黄泉も魅力的だぜっ!(誰?)おしとやかなキャラもいいけどこういう女性もかわいいですな〜。
・神楽を守りたいという気持ち
黄泉の一番の魅力はこれだと思います。この作品の初めから終わりまで、一貫して黄泉が思い続けたことでしょう。黄泉は過去に両親を悪霊に取り殺されて、悪霊を祓った諫山奈落に引き取られ諫山家の養女になります。諌山家は退魔師の家系で、黄泉は命を救ってくれた奈落の期待に答える為、優秀な退魔師に成長します。
その後、超自然災害対策室の主力メンバーにまでなりました。そんな時、諌山家の本家にあたる土宮家の神楽の母が亡くなり、諌山家で彼女を引き取ることになります。
黄泉が神楽を守りたいと思い始めたのはここからだと思います。神楽の世話役として法術や体術を教える一方で、退魔師という辛い人生を負わせたくないと考えたんでしょう。自分と同じ運命にあるこの子を幸せにしたい、と。初めは心を開かない神楽を黄泉は優しく優しく世話をします。その黄泉の対応からも、とても優しい心の持ち主だと想像できます。神楽も徐々に心を許し、本当の姉妹のような関係になっていきます。
神楽への想いは、黄泉が重傷を受けた後にも見られます。三途河というクソガキに「右目損傷、喉がやられ喋れない、体中の腱と神経がやられ動かせない」という重傷を負わされます。重傷度がベルセルクのグリフィスを彷彿とさせます。それに加え、一生自ら動けない体になった黄泉は紀之との婚約も解消されます。なんという絶望的な状況。
しかし、そんな中でも神楽を思う気持ちは変わりません。「どうして黄泉だけがこんな・・・」と神楽が泣いた時、彼女を慰めたシーンは神楽への想いが伝わってきます。この状況でも泣かない黄泉の強さに私が泣いた!そして、動かない腕を必死に動かして、手の甲で神楽を慰める黄泉に泣きじゃくった!
そして、最後。殺生石に操られた黄泉ですが、その状況でも神楽への想いは忘れてませんでした。殺生石と自意識の狭間で戦いながら「あの子を守りたい、あの子を全ての不幸から。あの子を全ての災いから守りたい」と思い、最後には「あの子の災いになる私を消して」と殺生石に願って神楽に殺されにいきます。
作品通して黄泉が持ち続けた神楽への想い。それはとても優しく強く美しいものだと感じました。そんな強さと美しさを持った魅力的なキャラです。ああ、女に生まれ変わって黄泉と姉妹になりたい!!てか、なぜ黄泉がこんなに不幸にならなければいけないのか!あのアホンダラ、まじで・・。
心に残るシーン
・初めて黄泉と神楽が出会ったシーン
・9話の黄泉と神楽のポッキーゲーム(泣)
・黄泉の戦闘シーン全部
・最終話全部
心に残るセリフ
「乱紅蓮っ!」
(呼び方がかっこいい)
「あの子を守りたい。あの子を全ての不幸から。あの子を全ての災いから守りたい。あの子を守って。災いを消して。それが、私自身であったとしても!」
(このセリフ含め、最終話は泣けます)
最後に
・自らが不幸になりながらも、ずっと神楽の為を思っていた黄泉はとても強く優しい子だったと思います。そんな美しい心を持った黄泉に乾杯。二人の関係は実際の姉妹以上のものだったはずです。
魅力補完計画:↑に書いた魅力を動画にしてみた(諌山黄泉は1分47秒から)
(2010年12月某日 記載)