本日はゲーム「神樹の館」のクリア後の感想です。このゲーム、中々進まず、色々と難敵でした。
ストーリー:工月秋成(くげつ あきなり)は、卒業論文に必要な資料を探していた。大学の友人である四ツ谷麻子(よつたに あさこ)は、四国の山中にそびえ立つ親類の那越(なごし)邸、通称「真珠邸」を工月に紹介し、2人でそこへ赴くことになった。車で真珠邸にたどり着いた2人は、館をひとり管理するメイドの知里紫織(ともさと しおり)に迎えられ、案内された書庫で資料を探し始める。その館で起こる不思議な不思議な物語(Wikipediaより)。
ルートは大きく分けて4つ。各ルート自体はそこまで長くないですが、全部合わせると中々なボリュームかなと。体感的にですが。
お話的には、うーん。
可もなく不可もなくという感じでしょうか?大きく感情が揺さぶられることはなかったですね。もう少し感情移入出来れば、また心にくるものがあったかもしれませんが・・。感情移入出来なかった理由は
次の「テキスト」にあったと考えています。
テキスト:
むずいよ!まどろっこしいよっ!(笑)
私の頭ではついていくのが精一杯でした。なんというか、
近代の文学?白樺派?よく分からないですが、昔の文学作品を読んでいるようでした(読んだことないので想像ですがw)。そういうこともあり、お話が頭に入ってこない。
ビームコーティング、ビームの威力50%減という感じで、ストーリーがテキストに邪魔されて、脳に伝わってこなかったですね。感情移入も高まらず。。。合う人には凄い合う文章だと思いますが、かなり相性が関わってくると思いました。
システム:選択肢を選ぶビジュアルノベル。選択肢が結構あり、ルート分岐も多少複雑なので、攻略情報を見た方が良いと思います。途中、館内のマップが出て、部屋を選択し移動することもあります。が、あっても無くても、という感覚。自分で移動できるなら、関係ない部屋に行った時、もう少し遊び心があっても良かった。
グラフィック:麻子 ⇒
いい体してるな〜ネーちゃん。
紫織 ⇒
でけえ・・・・・・!!
(麻子)
(紫織)
音楽:曲の質自体はまずまずですが、曲が少ないです。「rhapsody of afternoon」と「雫」を四六時中聴いていた気がします(笑)。いい曲なのですが、流石に飽きが。。
エッチシーン:不自然だったので、結構スキップしてしまいました。
麻子のはバッチリ見たけど(笑)。
最終的なまとめ:
テキストが一番の鬼門。
ストーリーは良いと思うのですが、テキストに合うか合わないか。これが勝負の分かれ目だと思います。自分はついていくのが精一杯で、このゲームを進める時、「さて、今日も始めるか〜」と
重い腰を上げて宿題をやる学生のような気分でした。クリアするにも時間がかかったし。「難解な文章?そんなもん、楽勝よ!」という方ほど、楽しめる作品かなと思います。