「虚ノ少女の音楽は、殻ノ少女と比べると若干劣るかな」。
プレイ中、そう感じていました。
非常に高水準ではありますが、
BGM「殻ノ少女」「ルリノトリ」、そして最強のED曲「瑠璃の鳥」がある殻ノ少女には見劣りしてしまう。仕方がない、と。
しかし、最後の最後に出てきたこの2曲は、その考えを随分と押し戻す力がありました。
ED曲「ソレノイド」は初回はピンと来なかったが、
聴けば聴くほど良くなってくる。
次の日、アキバにCD（「SHIMOTSUKIN 10th Anniversary BEST~PC GAME SONGS」）を買いに走らされたほどです。
メロディーがとてもよい。特にイントロ部分。
「瑠璃の鳥」と少し似ている気がする。
言うなれば「瑠璃の鳥 mark�供廖�
あちらが陽なら、こちらは陰。
悲しくもどこか前向きさ、力強さを感じさせるメロディーがいい。
歌詞はまだ良く見てないが、メロディーからまるで冬子が
「辛い人生だった・・・。後悔がないと言えば嘘になる・・・。
だけど時坂さん、私は胸を張って歩いていくよ。
向かい風を受けても時坂さんとの思いを胸に。ありがとう」
と言っているようで・・・。このEDに相応しい曲。
BGM「冬子」。
あの結末の悲しさと冬子の持つ優しさが同居しているような曲。
玲人への感謝、
「思い出をありがとう」「見つけてくれてありがとう」
を感じさせる。
個人的に「殻ノ少女」「ルリノトリ」に匹敵する名曲。
そして、本編での使い方がレッドカード。
（2016年10月23日 記載）
（関連ページ）
・
ゲーム感想「虚ノ少女」
殻ノ少女をプレイする前からこの曲は素晴らしく何度も聴いていました。
しかし、TrueENDでこの曲が流れた時、
思わず涙がこぼれました。
これまで涙を誘うような感動を受けたことはなかったのに・・・。
殻ノ少女をプレイしてる、してないに関わらず
エロゲーマーにとって有名な曲と思いますが、みなさんに一言言っておきたい。
この曲はTrueENDの場面で聴くべき。
この曲はTrueENDの場面で聴くべき。
エンディングの流れ、あの一枚絵、スタッフロールで聴くこの曲は
言葉にならないほどの感動を与えてくれます。
まさに神々しいとしか。
殻ノ少女クリア以来、単体でこの曲を聴かないようにしてます(笑)。
あのEND以外でこの曲を聴くのはとてもとても恐れ多く
もったいない気がするので・・・。
（2016年10月28日 記載）
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ゲーム感想「殻ノ少女」
