※本日の文章にはアルトネリコ2のネタバレが含まれています。クリアしていない方、「アルトネリコて何?食べれるの?」という方は絶対に見ないようにしてください。
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(聆紗さんがルカをかばうシーン)
クローシェ「お・・・おかあ・・・さん・・・、おかあさん・・・死なないで!」
クローシェ「やっと・・・やっと出逢えたのに、私・・・」
聆紗「レイカ。私のかわいいレイカ。」
聆紗「ありがとう・・・。強く育ってくれて・・・本当に嬉しい・・・。」
聆紗「ルカ・・・、ルカ・・・?」
聆紗「最後まで、頼りない母親でごめんね。」
聆紗さぁぁーーーーーーーーん(号泣)
アルトネリコ2を4週目中ですが、またこのシーンで涙が。聆紗さん、自分の本当の娘が見つかってこれからっていうのに。ルカとの仲も良くなってきてこれからっていうのに。
そんなのってねぇよ!!ルカもこれから仲を取り戻したかっただろうに。クローシェ様も本当の母親とたくさんたくさん話したかっただろうに。クローシェ様が初めて「おかあさん」と呼ぶのが切なすぎます。。。
そして、そのあと流れる「永久に結びて」。これは聆紗さんの子への想いとルカの親への想いがつづられたものですが、破壊力は無限大。反則。卑怯。
汚いなさすが。レッドカード100億枚。
声優さんの演技も素晴らしいですね。クローシェ役の沢城さん、ルカ役の小清水さんはもちろんですが、聆紗役の塩山由佳さん。アルトネリコ2で知ったのですが、聆紗役はこの人しかいないという名演技。すごく・・・・・・合ってます・・・。
アルトネリコやったことない人は今後ぜひ!といっても、冒頭でネタバレ警告したのでやってない人いないっていうね。
(2010年9月1日 記載)
またアルトネリコ2より、ジャクリのコスモスフィア8。今回で4週目ですが、今まで
クローシェルート×3でしたので、ジャクリルートは初めてです。
コスモスフィア8でジャクリ=ミュールの本質が出てくるのですが、ミュールがいい子すぎて泣ける・・・。
ミュールはアルトネリコ1のラスボスであり、対レーヴァテイル用に作られたレーヴァテイル。人間がレーヴァテイルを作り、初めはうまく共存していたけど、力を持ってるレーヴァテイルを人間が恐れ、利用、支配しようとしました。その結果、人間vsレーヴァテイルの戦争が起こる。そこで人間側が作ったのがミュール。
初めは感情をもたないミュールだったが、徐々に感情が芽生えます。ひどい実験や人権を無視した行為から人間を憎み、レーヴァテイルを率いて多くの人間を虐殺しました。
という話で、人間を憎み滅ぼそうとしているミュールですが、その実は人間への愛、親への感謝、幸せな世界を望んでいる少女でした。憎しみは大きな愛の裏返しだったんですね。その限りなく純粋で美しい想いに涙が。。。。。
そして、ミュールが初めて詩を紡いだ時のエピソード。生まれて感情が芽生えたある日、ミュールが初めて詩を紡ぎます。みんなが笑って欲しい為に。レーヴァテイルが初めて詩を紡ぐというのは、おそらく人間でいう「初めて歩いた」、
「クララが立った!」的なことでしょう。みんなに「よく詩を紡げたね。」と褒めてもらいたかったのでしょう。。
なのに、その詩はレーヴァテイルとの戦争に役に立たないという理由で破棄されます。
・・・どうしてこのような純粋な気持ちを破棄できようか・・・!この時のミュールにどれほどの悲しみがあったことでしょう。破棄したのは科学者たちでしょうか?
おまえら、マジあとで体育館裏な。
ということで、ジャクリのコスモスフィア8ですが、ミュールの根底にこのような想いがあったと考えると本当に悲しい。切ないです。アルトネリコ1も2も、
ラスボス世界を愛しすぎ! 最後に、ミュールが最初に紡いだ「EXEC_HARMONIUS」の詩が琴線に触れたので書こうと思います。ミシャのハーモニウスでなく原曲のヒュムノス出ないかな〜。
<EXEC_HARMONIUS>
この世界に生まれた小鳥
まだ生まれて間もない小さな小鳥
右も左も分からないけど歌うことは覚えたよ
ならばせめてこの歌で、お母さんを癒したい お父さんを元気づけたい
きっと、この世界を光で包めるから
小鳥はただ鳴く、この世界を想って
小鳥はただ歌う、この人々を想って
小鳥の歌は、何も生まないけれど、この世界を暖かい光で満たすことはできる
掛け替えのない命に、幸せの贈り物ができる
私を生んでくれてありがとう
小鳥は少し涙した・・・
(2010年9月3日 記載)
700年の想いを受けて。2人の御子、メタファリカを遂に実現。
いや〜、何回見ても素晴らしいエンディング。。。。。。。
ここにくるまで、苦しい事、悲しい事、沢山ありました。民衆には理解されず責め続けられ、ルカとはとんでもないケンカをし、母親は死んでしまい、何度諦めようとしたことか。しかし、人々と一緒にメタファリカを紡ぎたいという想いで、全て乗り越え、ようやくたどり着きました。700年という長い間、人々が望みながらも決して達成出来なかったメタファリカ。それが達成できた感動は、言葉では表せません。涙無しでは見れません。
メタファリカの途中、クローシェ様とIPDの意識が一体化します。ここでクローシェ様は、心がひとつになる恐れから心を閉ざしてしまう。このままではせっかくここまできたメタファリカが失敗してしまう!マズい!どうするっ!!
という状況で、クローシェの背中を押したのはインフェルでした。
インフェル「バカ!バカバカ!!」
インフェル「アンタ、本当に最後まで大バカね。何今更になって、心閉じてるのよ!」
クローシェ「で、でも・・・やっぱり怖いのよ・・」
インフェル「いいこと!?アンタほど純粋な心を持った大陸バカ、他にはいないの!」
インフェル「あなたは、絶対メタファリカを成功させられる。」
インフェル「ううん・・・成功させなさいよ。」
インフェル「・・・私の・・・・・・」
インフェルーーーーーー! (´;ω;`)ブワッ
インフェルも世界と人々を愛していたんだよな。
一周して「サブリメイション」という答えにたどり着いたんだよな。方向性は違うけど、道は違えど、人々を幸せにしたいという想いは同じ。泣ける。
ヒュムノス「EXEC_over.METHOD_SUBLIMATION」からここまでの流れは切なすぎます。。
この後押しのおかげでクローシェ様は立ち直り、遂にメタファリカが。
よくやった!よくやったよ!本当におめでとうーーー!!
今回もまた大きな感動をさせてもらいました!「4回目なのに良く感動できるな!?ケッ」と
ディスプレイに向かってツバを吐いている方がいらっしゃるかもしれませんが、感動したものは仕方ありません。むしろ、
ヒュムノスの想いやキャラの想いが深まった今だから、以前より感動が深いのかもしれません。ガストの土屋さん、制作スタッフの方々、
このような素晴らしい作品を作ってくれて、本当にありがとうございました!
アルトネリコという作品は、表面的な部分にインパクトがあり、「ゲーム付きサントラ」だとか「ギャルゲー」だとか言われます。確かに、
公式は病気であり、ぶっとんでいることは否定できません。しかし、本質的な部分には、「自分自身との対峙と成長」、「人との絆」があり、詩と共にある世界を見せてくれる素晴らしい作品です。偏見を持っている方は是非やっていただきたい!人々のメタファリカが詰まっているこの作品を是非感じてください。
ちなみに、今回はジャクリルートということで、最後にクロアからのジャクリへ告白が!?
自分でヒュムノスを勉強し、ジャクリへの詩をつくってきました。なんという愛!
「主人公が空気」、「胸ソムリエ」とか言われているクロアですが、やっぱり彼は漢だった。感動。
(2010年9月7日 記載)
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(関連ページ)
・
クローシェ様について(愛すべきキャラ)
・
個人的ヒュムノスベスト5
・
曲「METHOD_METAFALICA/.」他4曲
・
曲「染〜SEN〜此ノ花咲ク耶」