【詳細版 アニメ感想】
BanG Dream! Ave Mujica
（アベムジカ）
de spiriarto ＆ lucy【変人変態管理人の個人サイト】
総合評価
神（90点）
アニメ情報
制作： サンジゲン
放映開始： 2025年1月2日
キャラデザ： 信澤収、もちぷよ
シナリオ： 綾奈ゆにこ 他
目次
（神回）（２周目）#1 〜 #7まで（2025/7/28）
皆さん、こんにちは。
変態管理人のartoです。
MyGO!!!!!を見終わってから、
２周目Mujicaを１話から７話まで見て、感じたことを少しだけ。
１．７話、CRYCHIC再結成のバンドシーン
感動した･･･
MyGOを見て、全ての経緯を知った２周目だと
より感動した･･･
７話はやはり神回だった！
MyGOから長かった
CRYCHICメンバーのいざこざ。氷に閉ざされたような凍てつく時期。
これまであった
このシーンも、
このシーンも、
このシーンも、
このシーンも、
すべてはこの７話のため。
積もりに積もったわだかまりの氷解、
そのカタルシスのためにあった。
そう言いたくなるくらい、感動的なバンドシーンだった。
２．７話、睦ちゃんの告白
バンドシーンの前のココも良かった。
睦「そよ、立希、ごめんなさい。バンド･･･壊して･･･」
睦「ギター、下手で･･･。ずっと、謝りたかった･･･」
Mujica３話でも判るのだが、
睦ちゃんはCRYCHIC解散の原因を自分の失言（「私はバンド、一度も〜」というセリフ）のせいだと思っていて、
罪の意識と自責の念を持ってるんだよな。
その想いをここでようやくメンバーに伝えられた。
睦ちゃん本来の優しい性格がよく表現されているのと、
CRYCHICの禍根が氷解に向かう、
感動的名シーンである。
睦「サキ･･･ごめんなさい。サキ･･･傷ついてない･･･？」
祥子「私こそ、ごめんなさい」
嗚呼、百合たちがお互いを想い合う、なんと美しい、なんと素晴らしいことよ！
Mujica→Mygo→Mujicaと観てきて、
百合たちの冷戦から雪解けまでを素晴らしい映像、表情、表現で見せてくれるこの２作は
最高だな！とあらためて言いたい。
このMygoとMujicaは
何周観ても楽しめる作品、
何周でも観るに耐えうる作品だと思います。
今回は以上。
本アニメは「dアニメストア」（月額550円）で視聴可
（終）（神回）#13 Per aspera ad astra. & 総評（2025/5/12）
※この記事には、『BanG Dream!,Ave Mujica』のネタバレが含まれています。未視聴の方は、先に本編を見ていただいた方がより楽しめると思います。
（１３話を見終わって第一声）
良かったなぁ〜、Ave Mujica。
賛否があるのは想像できる。
否が結構あるかもしれない。
でも私的には終わりよければすべてよし。自分史に残る名作であった。
この作品の結論を先に言うと、本作は
「自身の闇、トラウマを乗り越える少女達の成長物語」であり、
それを「Ave Mujica」というバンドを通して表現してくれた作品だと思う。
１３話に言葉はいらない。言葉での説明は必要ない。
彼女達の演奏から魂で感じ取ってもらえばいい。
しかしそれでは
このページの存在意義がなくなってしまうので、
少しだけ言葉にしようと思う。
１．前半のMyGO!!!!!のライブ
これを観ると、本作は
前作の「第２期」を大いに含んでいる作品だと思った。
そして前作を観ておらず、感動をすべて味わえない自分を残念に思った。
MyGO!!!!!の唄自体は正統派、女子高生バンドという印象。
ジュブナイル、青春な曲だと感じた。
２．１３話の2/3を観た時点で
「今回、ずいぶん思い切った構成にしたなぁ〜」
と、開始からバンドシーン続きでそう思っていた。
「バンドリというのはあくまでバンドが主である」
という作者の主張かな？と思ったりした。
上のMujicaの寸劇シーンが終わるまで、
１３話の評価は正直、そんなに高くなかった。
ちなみにこの寸劇、
メンバーの役柄がそれぞれの抱えていた闇、偏執とリンクしてるんですね。
このにゃむのムッとするシーンは演技なのか、
それとも、睦への妄執が残っていて思わず出てしまったのか？気になります。
３．しかしラストの曲
これはスゴかった･･･。これが素晴らしかった･･･！
( ﾟдﾟ)
こんな感じで見入ってしまった･･･。
イントロのギターがまず鳥肌。
Mujicaの彼女達がどれだけ成長したか、
それはこの曲の始め、彼女達の演奏、彼女達の表情を見ればすぐわかる。
多分、この曲の映像と１話のライブシーンを比較すればより良く判るだろう。
（私は比較してないがおそらく。１話のライブではこのような、メンバーが晴れ晴れした表情、かつ、お互いを慈しむような表情はなかった。６話で海鈴ちゃんが立希ちゃんに「Mujica、本当にやってたの？」と言われたのが懐かしいレベルにまで変貌を遂げている）
歌詞も、メンバーがこれまで抱えていた問題、
それを乗り越えて前に進む。
そんな前向きさを感じさせる歌詞で、ラストに相応しいものだった。
曲の後半。
光がキラキラと舞い降りる演出を見て、
「彼女達は自らの闇を受け入れて、闇を光に変えることが出来たんだな」
そんなことを思い、
感動で思わずウルッときてしまった。 (ノд・。)
曲の最後、
５人全員で唄うシーン（多分観客も含め）は、まるで
『アルトネリコ1』のED「ファンタスマゴリア」のような、愛と平和の祈り歌。神聖さすら感じさせる演奏になっていた。
初華ちゃん推しの私は、初華ちゃんのこの笑顔を見て
「初華ちゃん、良かったなぁ〜。自身の過去を、苦しみを乗り越えられたんだな」
と、ここでも涙が出そうに･･･。
そして、
曲終わりの演出も最高で、
おそらく多くの方も心に残ったシーンと思われる。
睦への偏執を断ち切れたにゃむ。
自分のすべてを受け入れられた睦。
メンバーがそれぞれ抱えていた偏執を解消できた描写を見て、
ここでさらに涙ぐんでしまった。 (´；ω；`)
ということで１３話。
この脚本に対して、
「なんだよ、このバンドシーンしかない構成は！」
とおっしゃる諸兄はいるかもしれない。その意見、解らなくもない。
しかしこれは
「本作はバンドが主。最後はバンドシーンですべてを感じ取ってほしい」という製作者の願い。そんな気がしてきた。
１３話はラストのバンドシーンと曲。
その前のMujicaの挿入歌２曲も悪くなかったが、
最後が素晴らしすぎた！
曲名「天球(そら)のMusica」。Mujicaの中で一番の名曲。これは神だろう！
（
【ゲーム音楽レビュー】に「天球(そら)のMusica」を追加）
すべては終わりよければすべて良し。
最高だった！制作陣に「ありがとう」と言いたい！
■本作の総評
では、視聴後簡易レビューを兼ねた、
アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』の総評を書きたいと思います。
いつもはゲームレビューばかりの管理人。
アニメ感想をここまで書いたことがないので、
点数を付けるのになんだか不慣れな感覚がします。
本作の点数は、
総合評価： 神 90点
私のゲーム、アニメ評価基準は
１．心揺さぶられるシーンがどれだけあったか
２．いかに楽しい時間が長かったか
となっております。
１については、７話、１０話、１２話、１３話が個人的神回。
２については、毎話飽きさせないスリリングな展開で楽しい時間でした。
この作品は賛否があると思います。
自分的にはいいアニメ、好きなアニメ。
S級。神レベル。出会えてよかったアニメの仲間入りを果たしました。
本作のテーマの１つに挙げたいのが、
自身の過去、トラウマ、闇との対峙
である。
人の中のダークサイドを描き、それを受け入れ乗り越えていく姿を描くことで
感動を与える物語。
多くの人は
「人の成長」を見たいと思っていて、
それを見て感動すると思うんですね。
そして「成長」というのは、
「自身の闇に向き合い受け入れること、統合すること」。そう言えると思うんですね。
このような成長物語は数多くあれども、
何度見てもいいものだな、と感じます。
闇とかネガティブというのは、
人にとって意外と見たくないもの、敬遠したいもの。
しかし、
闇があるからこそ光が一層輝く。
光が輝くには闇が不可欠。闇が存在するには光が不可欠。ふたつは一心同体。
それは、光と闇が
「愛で繋がっている」といえるのかもしれません。
自身の闇を受け入れ乗り越えた５人は、
今後、さらなる輝きで羽ばたいていくことでしょう。
心奮える作品をありがとう！Ave Mujicaよ！
●本作の良い点
・非常に綺麗な映像、可愛い女の子達
・１話１話のコンパクトで練られた脚本、構成、見やすさ
・秀逸な神バンドシーンの数々と選曲
・人のダークサイドの掘り下げと成長物語
・爽やかな百合成分
・１３話ラストの曲がすべて
●本作の難点
・狂気、サイコ、カオスティックな展開が人によってついていけない
・精神世界の描写が多い
・海鈴ちゃんのトラウマの掘り下げ、スポットの当て方が少し弱い
＜編集後記＞
いやー、ムジカ、いい作品だったなぁ〜。
まさかこんなに熱中するとはなぁ〜。
上の総評はかなり抽象的で適当な文章になってスミマセンｗ
１３話のベストショットはこの睦ちゃんかもな〜。上にも載せたがもう一度。
自分のすべてを受け入れられたんだね、睦ちゃん。(´；ω；`)
アニメ前半、モーティスとの葛藤がかなり描かれていたので感慨深い。
この後は前作『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』を観てみるつもり。
だが今作を見てると、
MyGO ＝ 陽、ライトサイド
Mujica ＝ 陰、ダークサイド
の対比が感じられて（１３話なんかもそう）、
MyGOの明るさは自分にあまりヒットしないかもな〜。
最後に、私がムジカに熱中した証拠をお見せして終わりにします。
どうよ、これが私のムジカ愛！初華ちゃん愛だ！
by 変人変態管理人artoより
＞＞視聴はMyGO!!!!!へ続く
＞＞【愛すべき二次元キャラ】三角 初華 はこちら
本アニメは「dアニメストア」（月額550円）で視聴可
（神回）#12 Fluctuat nec mergitur.（2025/5/4）
※この記事には、『BanG Dream!,Ave Mujica』のネタバレが含まれています。未視聴の方は、先に本編を見ていただいた方がより楽しめると思います。
今回は色々と吹き飛んだ回。
祥子と初華の間にあった
嘘と仮面も、
祥子と初華を取り巻く豊川家のしがらみも、
祥子が持っていたCRYCHICと過去への執着も、
すべてが吹き飛んで晴れ間になった夜明けの回。
神回だった！
『Ave Mujica』って祥子と初華がメインの百合物語だったんですね。
皆さん、こんにちは。
変人変態管理人のartoです。
私の中でまだまだ継続中のムジカ熱。
先日は
秋葉原GIGOへ限定グッズを買いに行き、
自室のインテリアが着実に増えております。
5/2に秋葉原ゲーマーズで発売される缶バッジも予約していて、
それで痛いバッグを作りたいと思っている。
出費がゲーム ＜ ムジカに高まっている現在です。
さてムジカ１２話ですが、
今回神回だったなぁ〜！
人々の１２話に対する評価はどれくらいなのか。
「意外と微妙」という方もいるのか？
私にとっては神回でした。
では１２話の何が良かったのか？
それを少し語ります。
■第１２話の何が良かった？
１．全体の構成と映像
●Ave Mujicaの魅力２：脚本と構成、映像のすばらしさ
ここまで本作を見てきて度々思ったのだが、
この作品は１話１話の脚本と構成がとても素晴らしいと思う。
まるで映画のような脚本で、
非常にコンパクトで無駄なシーンがなく、
いつの間にか見入ってる。何度もスルッと観てしまう。
この作品を見てると
なぜか『エヴァ』を想起してしまう。
何度も引き合いに出して恐縮なのだが、
エヴァTV版って１話１話のテンポが良くポンポン観れるじゃないですか？
あんな感じ。
加えて映像の美麗さが秀逸で、
私はアニメを観たのが久しぶりなのだけれど、
昨今のアニメはこのレベルの映像がデフォだというのか？
キャラグラ、背景、光の加減等、すべてが美しく、こちらも映画のよう。「作画崩壊」という言葉が懐かしいレベルであり驚愕である。
２．祥子と初華：二人の間の嘘と仮面がはがれる時
１２話の約2/3がこの二人の話でないかと思う。
これまで関係を続けてきた祥子と初華。
二人の関係にはどこか嘘と欺瞞があった訳で（どちらかと言うと初華ちゃんの方に）、
今回それが解消され、二人の関係が新たにrebornされたのは
「ホント良かったな」と。
島へ帰った初華を追って、ひとりやってきた祥子。ひっそりと暮らしていた初華に会い、
そこで初華の真実を聞く。
出生のこと、小さい頃のこと。
自分は初華でなく初音であり、
「今まで騙していてゴメンナサイ」と頭を下げる初華。
（※初華について。本名は初音だが、管理人的に「初華」の方がしっくりくるので、ここでは初華と呼びます）
初華という名を名乗り、東京へ上京。
大好きな祥子と東京で接することができる一方で、
初華ちゃんはかなり苦しかったと思います。
祥子を騙している後ろめたさ、自分が初音と認識されていないもどかしさ。
初華「私が元凶だから･･･」
と言うように、豊川の隠し子という自分の存在が、
祥子の父と祥子の生活を壊した罪悪感もある。
真実を明かすのは怖かっただろうけど、
ここの告白によって、初華の肩の荷が少し降りたように思えます。
次の二人で山の広場へ行ったシーン。
祥子「星が好きなのは、初音ね」
このセリフ、初華ちゃんは嬉しかっただろうな〜。
ここで彼女はかなり救われたと思う。
ようやく初音として、本来の自分として祥子から認識され、ここから初音として接することができるという意味で。
その後、東京へ向かう船にて。
祥子が海に向かって叫ぶシーンは、
祥子への罪悪感と豊川家の巨大な権力にいまだ囚われている、
初華のATフィールドをこじ開けた１２話の名シーン。
それだけでなく、祥子自身が持っていた豊川家のしがらみも同時に吹き飛ばした。
こういった炎のようなパワーが祥子の魅力だなぁ〜。
この魂の叫びには、私の胸もジーンときました ( ；∀；)
祥子「私の覚悟を、甘く見ないでちょうだい！」
初華「うん･･･」
嬉しさと感動、感謝が表れたような初華ちゃんの表情が何とも素晴らしいではないか。
豊川家に戻り、豊川のじいと対峙。そして決別。
上のシーンで祥子から勇気をもらった初華ちゃん。自分の気持ちを自らの口で伝えられたのが良かったと思う。
祥子のように激しくは出来ないけれど、その優しさが初華ちゃんの良さである。
その後、祥子も
「出ていきます！」と宣言。
二人それぞれの口で豊川家に対し決別の意を示した。
初華ちゃんが意を決して実の父に意見する時、
左手の拳をギュッと握る描写を見て、
初華ちゃんが『エヴァ』のシンジに見えたのは多分私だけだと思う（笑）。
そして祥子と初華、二人の間の嘘と仮面が取り除かれ、
本来の二人となって戯れる
１２話の名シーンその２。今回の集大成であり、二人にとっても集大成なシーン。
二人が心の奥で望んでいた、
すべての視聴者も望んでいたエリュシオン、理想郷がここに実現した。
祥子の人形に宿った彼女の母親も、この二人を見て微笑んでおられます。
自らの力で地上の楽園にたどり着いた二人を見て、
今回が神回でないと誰が言う事ができようか？
いや、誰もできまい。
虫が苦手な初華ちゃんに萌え度をダメ押しされ、管理人もゴートゥーヘブンへ。
あ〜、昇天するぅ〜。
さらにさらに、
二人戯れるシーンが表ボスなら、このシーンは
裏ボス的名シーンその３。
この場面を見て、
非常に陳腐な表現になって申し訳ないのだが、
「この作品は百合作品だな」
と思った。
（私が伝えたいのは言葉通りでなく、爽やかなというか、神聖なというか、そんな意味での百合）
しかも、途中までは
祥子 × 睦
がメインのお話と思っていたのだけど、
祥子 × 初華（初音）
がメインの百合物語だったようだ。
こういう爽やかな百合物語もいいなって。
ここで最も注目したいのが、
初華「祥ちゃん、大好き」
これまで初華ちゃんは祥子と一緒に住んだりして、
好意を間接的に伝えることはあっただろう。
今回も、二人が一緒に住むという状況はこれまでと変わらない。
しかしこのセリフのニュアンスが大きく違う。
この「大好き」は今までとは違った、
初華の中にあった偽りや偏執、毒気の取れた
『Fate stay/night』セイバーの「士郎、貴方を愛している」まではいかずとも、それにかなり迫った神聖な告白。神聖な「大好き」。
集大成のシーンで満足してたところに、
まさかこんなセリフが待っているとは。
メインデッシュ後、サプライズで高級デザートが来た感覚。
嗚呼、初華ちゃん、良かったなぁ〜。このような澄み切った心になって、このような言葉を言えて（感涙）。
このシーンが１２話を神回から超神回へ押し上げた！てか、俺が無理にでも押し上げる！
３．作者が伝えたいメッセージ
祥子「運命を甘んじて受け入れる必要はない。神様などいない。ですから、私が神になります」
この祥子のセリフは、人によって
「まーたこのアマは･･･何言っちゃってるんだ･･･」
となりそうなものですが（笑）、
言いたいことは解りました。
このセリフと、前述した二人で部屋に寝転ぶシーンの独白から、
作者がこの作品で伝えたいメッセージが伝わってきた。
「この世界は自分でどうにもならないことばかりだけど、
それでも運命に抗うこと、
自分で人生を、世界を創っていこうとすること、それが大事なんだよ」
振り返れば、
特に祥子がこのメッセージの体現者として
作中で動いていたように思えます。
今回で言えば、冒頭のスイス行きの飛行機を拒否するシーンしかり、
船で叫ぶシーンしかり。
「あらゆるすべての人が、世界を創っている創造神である」
スピリチュアル系でよく言われること。
よいメッセージだと思います。
私は受け取りました。
■今回のまとめ
素晴らしい脚本と映像美。
二人の幸せな姿。名シーン目白押し。最後は新生Mujicaの再起動。
万全じゃん！最高じゃん！超神回じゃん！
今回は、だいぶ初華ちゃんの
愛すべきキャラ記事のようになって恐縮ですｗ
このアニメ、初華ちゃん最推しなんでお許しください。
しかし１２話で、祥子の人気が少し回復したのではないでしょうか。
この１２話の出来を見ると、
ラスト１３話はこれまた集大成の神回になりそうです。
鳥肌の準備をしときますわ。ではまた。
PS.
私は過去作を見てないので判らないのですが、
立希ちゃんというのはあがり症な性格なのでしょうか？
彼女が少し気になっている我。
あと、Mujicaが集まり、
祥子がこれまで名字で呼んでいたメンバーを名前で呼ぶシーン。
にゃむと海鈴が「おっ、何かが変わったな」と反応する描写、いいですよね。
本作はさりげない細かい描写にこだわりが見えます。
本アニメは「dアニメストア」（月額550円）で視聴可
（神回）#10 Odi et amo.（2025/4/20）
※この記事には、『BanG Dream!,Ave Mujica』のネタバレが含まれています。未視聴の方は、先に本編を見ていただいた方がより楽しめると思います。
ムジカ、今回神回だったな〜〜！！
色々あったけど、あのバンドシーンですべて許せるような。あの結果になったので「すべてよし」みたいな、そんな感覚。
皆さん、こんにちは。
『Ave Mujica』にハマり、サイトの今後に「アニメ」を入れるか悩んでいる管理人のartoです。
しかしそうなるとゲームの時間が減るからなぁ〜。
しかし最新のアニメ、『Mujica』のような心揺さぶるアニメが他にもありそうだしなぁ〜。
なんとなく『Mujica』きっかけで、アニメ熱が復活しそうです。
■第１０話のトピックス
１．まず、バンド後のラストシーン
豊川のじい「初音、帰りなさい」
えっ？初音？
もしかして、祥子と初華ちゃんって姉妹？？
これは衝撃を受けました。
多くの視聴者も度肝を抜かれたのではないでしょうか？
ですが、姉妹であったことを考慮すると、
初華ちゃんの祥子への想いも色々と想像できます。
２．初華の祥子への偏執
９話から顕著になってきた初華ちゃんの想い。
それは単なる好き以上に、
偏執レベルになっているようにみえます。
１０話でのシーンを挙げると、
（にゃむと豊川邸へ行ったシーン）
初華「嫌いに、ならないで･･･」
初華ちゃん、かわかわ (*´∀`*)
（Mujica再結成、祥子が「運命を共にしていただきますわ」と言ったシーン）
初華「ハイ･･･」
はい、じゃなくてｗｗ
まるでキリストを崇めるかのようｗｗ
（ライブ前のシーン）
初華「うん、嬉しかった。あんな歌詞に、あんなキレイな曲つけてくれて･･･」
このように、
初華ちゃんが喜んでて、それを見る管理人も萌え萌えしてるのはいいのだけれど、
ちょっと祥子を
心酔し過ぎなのであります。
なぜ、初華ちゃんはここまで祥子を想うのか？
９話の時から謎だったこと。
今回のラストシーンを見てから１つ想像がつきました。
A.この偏執レベルの想いは、
姉妹である初華と祥子の
小さい頃のトラウマから来てる？
例えば、
小さい頃、姉妹が離れ離れにさせられたトラウマ
↓
ようやく会えた今、「もう離れたくない！」と潜在的に思っている
とか。
にゃむ「祥子の家、行くよ」
初華「あ、あそこは･･･」
この初華ちゃんのセリフや、ラストシーンの「初音」と呼ばれた時の態度をみると、
初華ちゃんはもしかして祥子と自分の関係を知っているのか？
その可能性はありそうです。
３．祥子の心境の一転
ここ数話、祥子の行動が二転三転しているので
彼女の心境に少し注目しました。
見る人によっては「なんなんだ、このバカ女は･･･」となっているかもしれませんね。
� 嵋咾�CRYCHICを望むならそれを叶えたい」
という考えで行動していた
↓
�■隠囲辰破咾舛磴鵝碧寨茲凌由福砲�消えてしまった
↓
��「睦がいなくなった今、バンドなんて･･･」
と、CRYCHICもMujicaもやる気がなくなってしまった
↓
�い靴�し、にゃむとの接しを受けて
自らの過去を振り返り、再度Mujicaをやろうと決心した
そんな様子。
祥子にとって、睦の存在が心の中で大きなプライオリティーを占めており、
動機の元になっている。
祥子はなぜ、再度Mujicaをやろうという気になったのか？
そこが少し判りにくいのだけれど、
上のシーンから推測できる。
以前、祥子はおそらくCRYCHICの時、
他人の人生を抱え込むそよちゃんを非難した。
しかしMujicaで、祥子が他人の人生を抱え込む立場になった。
つまり、非難したそよちゃんと自分が同じになっていた。
にゃむの言葉でそれを突きつけられ、
「言行不一致な自分」「無責任な自分」を反省し、
Mujicaをもう一度やると決意した。そんな流れのようである。
祥子は、前にも書いたが
ちょっと不器用な感がある。
その不器用さがまたいいのだが･･･。
ちなみに祥子について、あと１つ注目したポイントがあって、
おそらく視聴者の８割が注目したであろう、
祥子が思ったよりBIGなお胸を持っていそうな↑のシーン。
これを見てるみんなも、もちろん注目したよな？な？
えっ？
「祥子がBIGパイパイなんてことは１話から知ってた」って？
さすがの君たち！
それは
私のお胸観察眼不足でした！スイマセンっした！！
しかしそれなら、前半期にあったお風呂シーンで
「おっ○いすべて見せろ」とは言わないまでも、
少しくらい匂わせる描写があっても良かったしゴニョゴニョ。
４．これはもう、イノグレさん的
知らない方の為に説明します。
イノグレさん ＝ ゲーム会社「Innocent Grey」のこと。
代表作：『殻ノ少女』シリーズ
作風： 人の中の偏執、妄執、パラノイアを描く作品が多い。あと百合、美しさ、芸術的。
管理人のフェイバリットであるイノグレさんですが、
本作はもはや、イノグレさん的
百合同士の妄執、偏執の物語ですわ。
初華ちゃんは祥子に。にゃむは睦の才能に。
にゃむ「ずるくて、うらやましくて、愛してる･･･」
睦の才能を忌々しいとすら思う一方で、
心酔、殺してしまいたいほど愛してる。
睦「睦ちゃんに言って欲しかったな･･･」
一方、睦ちゃんの一大問題は内面の自分。
このセリフからも、
やはりモーティスは本来の睦に対する小さな自分。
エゴ、シャドウ、インナーチャイルド的存在と言っていいだろう。
５．神バンドシーン
そして１０話の締めを飾る、Mujica復活となるバンドシーン。
いや、これはホント神バンドだったなー！
２曲とも素晴らしい曲。映像、演出文句なし。
このバンドシーンだけで本作の総合評価
「90点」あげてもいいくらい。
■１曲目：Imprisoned XII
めっちゃいい曲！
エモーショナルなバラード曲で、
視聴者の感情に訴えかけてくる。
これだけでもう感動を誘う。
「Imprisoned XII」によって、
これまでMujica内で起こってきた
メンバー同士のいざこさ、
嫌な記憶がすべて洗い流されたような感覚。
●演出・構成が『エヴァ』っぽい
以前も書いたが今回も感じる。
上記の睦とモーティスが１つになるまでの演出とか。
あと、睦とモーティスの統合後、
睦の演奏が変わり、
その変化をメンバーが察知して「おっ」とするシーンも良いですよね♪
■２曲目：Crucifix X
これもいい！
早くないテンポのメタル、ハードロックでカッコいい。
こちらは復活したMujicaが
空へ飛翔するのを表したかのよう。
映像、演出が素晴らしく、
睦ちゃん、海鈴ちゃんがくるりと回る動きなどGOOD。
感動した！２曲通して、何度観ても感動しそうな秀逸なライブシーンであった！ブラボー！！
●Ave Mujicaの魅力１：メンバーのばらばらな思い と バンドシーンの一体感、その対比
普段はそれぞれ違う想いを持ち、
決して仲が良いともいえず、統一感のない、問題ばかりのMujicaとメンバー達。
しかしそのメンバー達が、バンドによって一体になることで
バンドシーンがより一層光り輝く。
大いなるギャップの力。ここまで計算されているとしたら脱帽である。
（スタッフロールのタイミング含め、完璧な構成だった）
ということで、今回は以上。
「もうここで終わりでいいのではないですか？」と言いたくなる１０話の出来でした。
Mujica復活したし。ここが最高潮だと思うし（笑）。
しかし後３話。
まだAve Mujicaという作品を観たい気持ちはあるけど、
ここから変な風に堕ちていかないか、
観るのが怖い気持ちもある管理人であります。ではまた。
本アニメは「dアニメストア」（月額550円）で視聴可
#9 Ne vivam si abis.（2025/4/17）
※この記事には、『BanG Dream!,Ave Mujica』のネタバレが多少含まれています。未視聴の方は、先に本編を見ていただいた方がより楽しめると思います。
カオスすぎるだろう〜、これは！！百合達のドロドロとした想いと群像劇。
それぞれのキャラの想いが重なり、状況がカオス過ぎて･･･。
これ多分、今回の話でついてこれなくなった視聴者が結構いるんじゃないかな？
アーチャー「ついて来れるか」
ついて来れるか、じゃなくて（笑）。
自分はこの後の展開が興味深いからいいけどさ。
さて皆さん、こんにちは。
変人変態管理人のartoです。
最近、バンドリ、Mujica熱が非常に高まっています。
元々、ゲーム、アニメ、二次元オタクの私ですが、アニメは少し下火だったんですね。
しかしMujicaによって、
私のアニメ熱はAll Firepower！
下のようなグッズをどんどん買い漁って、自室のインテリアやバッグを賑わせる始末。
そういう意味で、
アニメ『Ave Mujica』は私の中で歴史的作品になるかもしれません。では第９話の感想へ。
■第９話のトピックス
１．祥子と睦の関係性
祥子と睦はお互いを想い合っている。
とても良い関係性になったようにみえる。
本来の関係に戻ったという感じか。
祥子「睦が苦しみ、壊れるようなAve Mujica、そんなものはできない」
睦「さきともう一度、クライシックをやりたい」
CRYCHIC再結成に向けて動く祥子。
祥子「睦の望みがクライシックなら、私はそれを叶えたい」
そこに関わってくるのが、
２．初華の祥子への想い
初華ちゃんである。
祥子と睦が復活しても、中々一筋縄ではいかない。
愛音ちゃんを呼び出し、CRYCHICでの祥子の演奏を見て顔を歪める。
Mujica再結成に向けて動く彼女は、祥子がMujicaの衣装を廃棄したのを知って涙する。
本作は好きな子が多く、初華ちゃんは好きな方なので、
上のような闇落ち的表情は
「見たくない！」と思ったのだけれど、
Q..初華ちゃんはなんで祥子ちゃんをここまで想うのだろう？
どういう経緯でここまで想うようになったのか？
祥子と睦ちゃんの関係は本作でなんとなく解ってきたのだが、
初華ちゃんと祥子については、過去作を見てない私には良く解らない。
公式HPによれば、初華ちゃんと祥子も小さい頃からの付き合いらしいのだが。
その後、燈と睦ちゃんに偶然出会う初華ちゃん。
睦ちゃんからMujica結成の経緯を聞く。
「祥子にはCRYCHICが大事だった。
でもなくなってしまって、
CRYCHICを忘れたかったから、Mujicaが出来た」
それを聞いて衝撃を受ける初華ちゃん。
祥子をCRYCHICに引き戻そうとする睦ちゃんに対し、
初華ちゃん、発狂。
初め見た時、
「ええええぇぇぇーーー！ｗｗｗ」となりました（笑）。
これは初華ちゃんの妄想、幻覚だったので安心した訳だけれど、
結構な精神の変調がうかがえて心配。
人形のように転げ落ちる睦ちゃんがなんか面白くて笑ってしまう。
３．ラストの睦ちゃんの状態
（むつみちゃん、かわかわ (*´∀`*)）
睦ちゃんの本来の人格と
モーティスという人格の内なる葛藤は９話でも続いていて。
９話ラスト、ライブハウスRiNGでのシーン。
睦の内面描写と祥子の話によれば、
モーティスが存在するには、
本来の睦が苦しんでなくてはならない。
ゆえにモーティスは、睦が苦しんでいてくれるMujicaというバンドの再結成を望むという。
これは人のエゴ的意識が生存するために使う常套手段のようなものですね。
（実際、統合されても本来の自分とエゴちゃんは消える訳でないのに）
（本来の睦ちゃんとモーティスとの葛藤。『エヴァ』のアスカの首絞めを彷彿とさせる怖いシーン）
しかしモーティスという陰、影は、
本来の睦という光があってこそ存在できるもの。
本来の睦がなくなるほどになれば、モーティスも存在できないのである。
本来の睦が死んで（死ぬ訳はないので多分隠れて）、自分が消えることに焦ったモーティスは、
「本来の睦の真似をする」戦略で生き残ろうとする。
言い方を換えれば、
「光の仮面を被った悪魔」
のようになって祥子の前に現われる。かなりの混沌状態に。
（「おもしれー女の子」と言った楽奈ちゃんはこれを見抜いた様子）
睦ちゃんだけでもカオスなのに、そこにプラスで、
睦のためにCRYCHIC再結成を望む祥子。
「信じあいたいんです」とMujica再結成を懇願する海鈴ちゃん。
祥子と睦の想い合う姿を見て、
闇の心が爆発しそうな初華ちゃん。
それらを見て「きんも」と言い放つにゃむ。
なんなんだこれは、と。百合達のドロドロとした三角、四角、五角関係。
ここまでカオスティックな状況は中々ない。
ということで９話は以上。
残りはあと３話。どのように決着をつけるのか？
願わくば、彼女たちの結末が幸せであらんことを。
PS.
「人とまた信じ合いたい」という海鈴ちゃんの想い、私は受け取ったよ。
よく理解できるし、叶ってほしいと思う。
そんな海鈴ちゃんと他者のやりとり。
�［�希
立希「さ、最近、どう？」
海鈴「貴方に言われて頑張ってますが」
立希「なんか聞いてる？」
海鈴「なんか、とは？」
�△砲磴�
この二人とのやりとりはなんか面白いんだよなぁ〜。くせになる。
おそらく自分だけだと思う（笑）。
本アニメは「dアニメストア」（月額550円）で視聴可
#8 Belua multorum es capitums.（2025/4/14）
皆さん、こんにちは。
変人変態管理人のartoです。
前回「CRYCHIC」の演奏によって、全てが解決に向かうように見えたアニメ『Ave Mujica』。
私はこの後、「右肩に上がっていく」ことを期待していました。
しかし今回･･･なんていうか･･･。
期待と違うというか、モヤモヤが残るというか･･･。
■第８話のトピックス
前半パート：睦の過去と今の状態
開幕は前回、仲が復活した祥子と睦のシーンから。
祥子が睦に遅れた勉強を教え、
穏やかな日差しの下を一緒に歩き、
思い出のカラオケ屋で一緒に唄う。
これだよ、これ！
１億２千万人のMujicaファンが望んでいた二人の仲睦まじい姿。
アニメ『Ave Mujica』で貴重なほっこりする場面。
平和と幸せと癒しが顕現した世界。
もうこれだけをずっと見ていたい。
しかし、ほっこりしたのも束の間。
前回の記事で、
「内なるシャドウと手を取り合えた睦ちゃんは、 今後ますます発展していくであろう」
と書いたのだけれど、
ゴメン、睦ちゃん、全然解決してなかった（爆）
本来の睦ちゃんとモーティスの人格が
全然統合されておらず、普通にモーティスが出てきたわ。
本来の睦ちゃんが表に現われるだけ、少し良くなったという形か。
モーティスと母親の回想をまとめると、
・睦ちゃんは生まれつき人形のように空っぽで、
そこにたくさんの演技人格が生まれていった
↓
・ギターを始めたのがきっかけで、
たくさんの人格が一つに収束し「睦ちゃん」（本来の人格）になった
↓
・また、Mujicaをやったことで「モーティス」（表向きは睦を守る人格）が生まれた
そんな感じらしい。
モーティス「睦ちゃんはいつも自分のことばっか」「あたしのこともちゃんと見てよ！」「お話を聞いてよ！」
この辺のセリフを見ると、
モーティスはやはり、
睦ちゃんのエゴ的、インナーチャイルド的なものにみえる。
それが別人格に分離するまでになったイメージ。
視聴してる皆さんも、そろそろモーティスという存在に慣れてきて、
この内なる子どもが愛おしく見えてきたのではないでしょうか？（笑）
モーティスの揺さぶりに対しても、
本来の睦ちゃんは揺れることなく動じない。
前回書いたように、
本来の睦ちゃんはよく自己を確立してるようにみえる。
その後、睦ちゃんはモーティスに
「貴方なんかいらない」と言い放つ。
この対応はいかがなものか？
『ペルソナ4』で言う、自らのシャドウに
「お前は俺じゃない！」と言い放つアレである（笑）。
これでは余計に、本来の自分とエゴ的意識が分離の方向に行ってしまうのではないかな〜？
睦ちゃんの今後が少し心配である。
後半：海鈴の過去と今の状態
後半は若干コミカル重視で、
深く言及したいシーンがないのでスクショピックアップにします。まずは上のシーン。
お昼ご飯にプロテインとは、
ダイエットのためなのか、あるいは筋トレでもしてるのか。
にゃむに会いに来た時のポーズも
筋トレ好きの示唆だろうか？（笑）
この二人は一見、お互いドライでそっけないように見えるが、
中々悪くない関係性にみえる。
将来、親友同士になりそう。
●海鈴の過去の傷
海鈴にも過去の傷があった。
「飲まないとやってられない沁みる過去」があった。
初めてつくったバンドで、デビューがかかったライブ当日、他のメンバーにボイコットされた。
その傷が原因で、リスクヘッジで複数のバンドを掛け持ち。
そして前回、CRYCHICの演奏を見て、過去の傷から嫉妬心が生まれた様子。
しかし、にゃむに
「嫉妬〜？」と言われて上のように笑えるというのは、
海鈴は結構安定した性格に思える。
笑って受け入れられるというのは強さである。
前回ラストで、８話は海鈴の闇落ち回と少し心配したが、
この強さがあるなら一安心である。
海鈴的にMujicaというバンドは、
「悪くなかった」
と思っているようで、
前回のCRYCHICを見たのがきっかけで、
「またやりたいな〜」「もう一度やってみたい」
という思いになり、今回の再結集の流れになっているようですね。
■今回のまとめ
今回を２ポイントでまとめると、
１．睦ちゃん、全然解決してなかった
２．海鈴ちゃん、Mujica再結成に向けて動く
海鈴ちゃん、行動力あるなって。
これまでの回では祥子と睦ちゃんが成長したが、
海鈴ちゃんもCRYCHICの演奏を見て、
あるいは、他者に「信用できない」と言われて、
自分の本当の願い（Mujicaが意外と好きだった）や、自分の至らない点に気づいて成長した。
８話はそんな回だったように思う。
今後、MUjicaは無事、再結成できるのか？
ココ最近、初華ちゃんが出てこないのが気になります。ではでは。
本アニメは「dアニメストア」（月額550円）で視聴可
（神回）#7 Post nubila Phoebus.（2025/4/12）
過去のバンド「CRYCHIC」の禍根がすべて雪解けた回。彼女達の仲に栄光あれ！
皆さん、こんにちは。
変人変態管理人のartoです。
いやー、今回良い回だった！
過去作を観ておらず事情の知らない私も感動してしまったよ。
百合達の間の亀裂が、ドロドロとしたいざこざが、
涙と共に洗い流される場面はなんと美しいことか！素晴らしいことか！
彼女達の青春、それはかくも美しきことかな。
■第７話のトピックス
１．祥子と睦、わだかまりの解消
このシーン、良かった。
モーティスの奥に在る本来の睦と、
素直になれなかった祥子の本心が、ようやく触れ合えた場面。
ここはまだ第一弾で、すぐにモーティスが表に出て拒絶するけどそれでも良かった。
そこまで大げさなシーンでないのに、おじさん、涙ぐんでしまったよ･･･ (´；ω；`)
二人の解消シーン その２。
お互いが相手を傷つけてしまったことを思いやる。
そして、
祥子にしてしまったこと、前のバンドを壊してしまったことを謝る睦。
「ずっと謝りたかった･･･」
人が人を思いやる態度、人が人に謝るシーン。それはとても良いものですよね。
皆さんも、人生で１つや２つ、ずっと謝りたいことがあるのではないですか？
ここでも少し涙が･･･（笑）。
２．人物：祥子と睦
今回の話で、祥子と睦がどんな性格なのか少し解ってきた。
●祥子の良い所
睦（モーティス）と対面後、
「睦に頼りきって傷つけてしまった」と涙を流すこのシーンを見て
「この子は純粋だな」と感じた。
純粋で真っ直ぐで猪突猛進。
それゆえ不器用でもあるのだろう。
また、睦が会ってくれるまで家の前で待つシーンから、
「一度、こうする」と決めたらそれを突き通す強い意志を持っていることが判る。
これも祥子のGOOD POINT。
しかし、その良い点も悪い方に反転すると、
「頑固」「融通が利かない」「柔軟性がない」
となり、周りとのいざこざになりそうだ。
（Mujicaの状態がまさにそれだろう）
●本来の睦の性格
これまでの話では、
本来の睦ちゃんがどういう性格か、描写が無く解らなかったんだけど（早い段階でモーティスが出てきてしまったので）、
今回で解ってきた。
この子は良い子。
『聖闘士星矢』のサガとカノンで言えばサガ（笑）。
素直で穏やかで心優しい。
かといって、自分というものがない訳でなく、
きちんと自分を確立していて、どっしりとした安定感のある性格。
静かで穏やかでありながら、
もしかしたら登場メンバーの中で、最も成熟した精神の持ち主かもしれない。
「サキに会いたい」「ずっと謝りたかった」
と自分の本心をよく把握している点や、
CRYCHICの感動的復活シーンでメンバーが泣く中でも、
１人穏やかな表情を浮かべてるところからそう感じる。
私自身、睦ちゃんと似たような面があり、どこか他人と思えない訳だが（笑）、
あらゆるすべての人は多かれ少なかれ、二面体、多面体である。
すべての人が持つエゴ、闇、シャドウ、内なるモーティスの面。
今回、内なるシャドウと手を取り合えた睦ちゃんは、
今後ますます発展していくであろう。
（身体の発育もますます発てｎ、うっ！）
３．彼女達の心を占める「CRYCHIC」という存在
７話を観て、
今作『Ave Mujica』と過去作を通して、
以前のバンド「CRYCHIC」の存在が、かなり根幹部分にあるということが解った。
ゆえに、過去作を観ていない私は、
お話やキャラが持つ想いについて理解が追いつかないほどに。
「これ、MujicaというよりCRYCHICというアニメなのでは？」と思ってしまうほどであった（笑）。
彼女達の居場所であり、陽だまりであり、大切なバンドだったCRYCHIC。
だからこそ、CRYCHICが壊れた時に各メンバーの中に生まれた傷は大きなものであって、
今回のラスト、それがすべて洗い流されたバンドのシーンは、
事情の知らない私も非常に清々しい気分になれた！冒頭に書いたがもう一度言っておく。
■今回のまとめ
総じて、とてもいい回だった！個人的神回！
正直、
「ここで最終回でいいんじゃね？」と思ったのだけど、海鈴ちゃんが「私達も元さや」というように
これからMujicaの話になっていくのでしょう。
海鈴ちゃんのこの表情、
これは絆のあるバンドへの
羨望、嫉妬心から来るものか？
まだ波乱があるというのか･･･？（汗×２）
しかし、今回成長した祥子と睦が
その力を発揮して乗り越えてくれることでしょう！
ではまた。
PS.
今回の燈が唄うシーン、
おそらくディレクションがあったのだろうが、
高校生らしい、少したどたどしい唄い方と途中から泣きながらの唄い方。とても良かった！
声優は羊宮妃那さんですか。初耳。頭に入れておきます。
あと、下記のシーン、
くっ！惜しい！
祥子よ、その場所、俺と代われ！
そよそよの秘密のヴェールを、秘密の花園を、この目に焼き付けるっ！！
本アニメは「dアニメストア」（月額550円）で視聴可
#6 Animum reges.（2025/4/11）
皆さん、こんにちは。
artoです。
今、私の中でかなりのブームである本作。
１話見たら次の話、次の話と連続で観たいのですけど、アニメやゲーム、物語は鑑賞後、自分の中で消化する時間というのが必要なもの。
なので、１日１話にセーブして観ております。
たまに２話以上観ちゃう時もあるけどね〜、テヘペロ♪
■第６話のトピックス
１．祥子と睦の深い絆
祥子と睦の仲が今後、復活するのか、否か？
そこが個人的な焦点。
私は過去作を観てないので、この２人の仲がこれまでどんなだったか判らないのだけれど、
私の想像以上に深い絆があったようだ。
お互いがお互いを思い遣っている。
お互い好きだからこそ、相手を傷つけてしまったこと、自分が傷ついたことに大きく苦しんでいる。
２人が仲直りできればいいなぁ〜。
２．睦ちゃんの現状
モーティスという人格は睦ちゃんのインナーチャイルド的。
それがもっと肥大化してひねくれた感じだろうか。言い換えれば、
自らのエゴ、闇、シャドウの肥大化。
本来は、本当の睦ちゃんとモーティスが一つに統合されて手を取り合って生きているのが理想なんだろうけど、今は別人格として大きく分離、乖離している状態。一般から見れば精神病患者。この状態は良くないですよね〜、色んな意味で。
二つの人格が入れ替わる睦ちゃんを見たファンは「Mujicaの演技」だと。
にゃむは睦の才能だと思い、苦々しい表情を浮かべる。
だが、睦ちゃんは演技などしていないのである。
３．海鈴ちゃんが言われたこと
立希「海鈴、本当にMujjicaやってたの？」
海鈴「何がいいたいんだよ･･･」
海鈴は立希から言われたことが理解できなかったようだけど、立希が言いたかったのはおそらく、
なんでそんなに、
・バンドへの想い
・バンドメンバーへの想い
が希薄なの？
バンドってそういうものじゃないでしょう？
バンドやメンバー同士に愛があるものでしょう？
こんなことでないかと思う。
海鈴ちゃんは少し自分や人の感情面に疎い印象。
それゆえ、スケジュール管理など機械的なことは得意なのかな。
彼女も過去にトラウマ、自分の想いを心にしまうような出来事があったのだろうか？
４．過去作からの連作
本作はMujicaの主要人物以外にも登場人物が結構多い。
どうやら過去作に関係するキャラたちのようで、人間関係や過去のバンド（クライシック）の情報が絡み合ってきて、本作の理解を困難にする場面が少し出てきた。
「過去作を先に観とけばより楽しめたかな〜？」と思った次第。
今回は以上。
祥子と睦ちゃんはあの状態。
今後、他のメンバーが壊れていかないことを祈ります。
最後に、
むつみちゃん、よーしよしよし、ペロペロ、かわかわ (*´∀`*)
こんなロリ可愛さでは、無数の変なおじさんが寄ってくるのは必然！
睦ちゃんを守るモーティス、ならぬ
この私、絶対紳士○ニスが睦ちゃんを守らねば！！
本アニメは「dアニメストア」（月額550円）で視聴可
#4 Acta est fabula（2025/4/9）
いや〜、重々しいな〜〜。カオスだな〜〜。
皆さん、こんにちは。
変人変態管理人のartoです。
今、私の中でかなりHOT！でCOOL！なアニメ『Ave Mujica』。
OP「KiLLKiSS」が日々、頭から離れない状態であります。
非常に濃い展開に、４話も感想を書かざるを得ません。
■第４話のトピックス
１．新生・睦とMujicaの復活
４話の開幕。
３話で自らの闇に飲まれた睦。
「一体、どうなってしまうのか？」と怖れていたのだが、
別人のように明るい性格に変わっていた。
さらに、バンド内のギスギスした雰囲気は
睦が潤滑油になって解消した様子。
一件落着。平和解決。しかし祥子は不機嫌。
祥子が不機嫌な理由は、
�“狃�の中にはMujicaの世界観があり、
今がその状態からかけ離れているから
�∨咾諒儔修紡个垢觚溶任ぁ�違和感から
おそらくこのあたりでないかと推測。
�△和燭�の視聴者も感じたことかもしれない。
（この写真はメンバーも「好き！」と言うように、素晴らしい一枚。だが･･･）
たしかに一見平和。しかしどこか無理があるようなこの感覚。
新生・睦の秘めていた演技の才能によって、
Mujicaの仲も、お仕事面も、解決したかのようにみえる。
だが一方で、祥子やにゃむの不満が潜行し、
裏では時限爆弾が刻々と進んでいるような感じ。
なんともスッキリと喜べない展開である。
２．にゃむの不満
にゃむはお仕事やTV出演で、睦（の才能）がすべていい所を持ってってしまうことに不満を持っている。
睦と自分の才能の差に打ちひしがれている。
そこに母からの電話。
にゃむという人物は、
どこか世渡り上手で売名欲が高く、売れる為なら何をしでかすか判らない、侮れない雰囲気が１話からあったのだが、
母親に泣きつき、兄弟から励まされる彼女。
故郷の家族との繋がりが強く、
「意外と素朴な一面があるのだな〜」って。
「にゃむ」＝「若麦」のくだりとか、いいじゃないですか。
このシーンは
にゃむの好感度が上がった、かつ、
本作で珍しく癒された良い場面であった（笑）。
３．睦の別人格「モーティス」
（この顔はヤバイ）
祥子と睦の対話。
睦によると、彼女はギターをやり始めたのがすべての不幸の始まりで、祥子とのバンド、雨の日の祥子の発言で深く深く傷ついてしまったと。
睦の人格は眠り、「モーティス」という別人格が表れた。そんな風に言っていた。
人間というのは多面体なので、
光の面があれば影の面もある。
神のような面もあれば、影、闇、シャドウ、ダークな面もある。
それらの面がすべて合わさってその人なのである。
私的には、このモーティスも
紛れなく睦ちゃんの一面だと思いますね。
悪魔に乗っ取られたりしてなければ（笑）。
演技がすごい一面、少しいじわるな一面、わがままな一面。これらもすべて睦ちゃん。
ただ、これまでの人生で、そのシャドウ面をずっと押し殺して
溜め込んで、押し殺すほど影の面はムクムクと膨れ上がり、
それが別の人格のように分離するところまで来てしまった。
そんな感じではないかと思ってます。
４．mujicaの新たな不協和
４話前半の平和、キャピキャピ（死語）から一転。またまた不協和。
ここでは、にゃむのセリフに対して思うこと。
「ファンの為」「ファンの期待に応える」
これはたしかに大事なことで、立派な考え方だろう。
否定はしない。
しかし
「コア」「芯」というのは必要なもので。
芯を無くし、ファンの意見であっちにフラフラ、こっちにフラフラ。
そのようなバンド、あるいは表現媒体に魅力はあるだろうか？
元々、MujicaのファンはMujicaのコアな魅力に惹かれたのではないか？
芯を無くし根無し草のようになることは、短期的には人気が上がるかもしれない。
が、長期的にはファンは離れ、バンドも衰退していくと思う。
「ファンのために」と迎合する姿が、逆説的にMujicaの魅力を損なわせる結果になると思う。
大衆というのは、もちろんすべてではないが、
昨日は「最高〜！」と言って、今日は「最悪〜！」と手のひらを返すのは茶飯事（笑）。勝手なものなのである。
だからこそ、「芯」というのは必要だと思う。
■今回の感想まとめ
今回を簡単にまとめると、
瓦解しかかっていたMujicaを睦の才能（類まれなる演技）によって繋ぎ止めたけど、それも付け焼き刃のようなもので、結局、崩壊の一途へ。そんなところですかね。
海鈴ちゃんはそのあたりを冷静に観ていて、
「線香花火は燃え尽きる前に一層輝く」
的なことを言ったのも、そのことを判っていたのかもしれない。
ここまで来たら、メンバー全員、裸になってキャットファイトしてくれないか。（グヘ）
それは半分冗談だが、この先も、少女たちの物語がどうなっていくのか、楽しみな作品である。
PS.
祥子ちゃん、意外と猪突猛進で不器用なんだよなぁ〜。
まあ、そこが彼女の魅力なのかもしれないが。
父親の一件で気を張っていて仕方ない面もあるか。
本アニメは「dアニメストア」（月額550円）で視聴可
#3 Quid faciam?（2025/4/6）
ヤバイ、これはヤバイぞ･･･！
【管理人のハートが震えたポイント その１（衝撃）】
物語の今後という意味でもヤバイし、「昨今のアニメにこんな作品があったのか！」という意味でも衝撃。
皆さん、こんにちは。
変人変態管理人のartoです。
先日から見始めて、
２話の時点で
私にグッズを買いに走らせた『BanG Dream! Ave Mujica』。
我がサイトはゲームがメインで、
アニメは詳細感想を書くつもりはなかったのだが、第３話、
スクショ感想ではとても紙面が足りない！
止むを得まい。
※この先は『BanG Dream! Ave Mujica』のネタバレが若干含まれています。そこまで致命的でないと思いますが、第３話を視聴してから読まれた方が、本作をより楽しめるかもしれません。
■第３話のトピックス
１．これはエヴァ的
３話前半、睦の心理描写のシーンを見て思ったこと。
これはまるでTV版 〜 旧劇までのエヴァ。
キャラの精神の奥（主に陰の面）を描くという意味でエヴァ的。
しかもその描写が、人形などを使った
「メルヘンオブジェクトのギャップで恐怖を誘う手法」（仮称）。
このあたりは『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』における、アスカなどの人形との対話を連想させる。不気味でありながら、そのギャップによって引きつけられるシーン。
２．睦が抱える未解消の闇
２つあるように思われる。
�＿搬押⊃討紡个垢覦�
親が超有名人で、睦はその「七光り」と言われ育ち、
「自分って一体、何なのか？」
「親はスゴイけど、娘である自分は？」
自分の個性、価値を認識できていない。見失っている。
��過去のバンドに対するトラウマ
管理人は過去作を見てないので詳細は分からないのだけれど、祥子と睦は過去、mujicaとは別のバンドをやっていて、祥子が辞める原因を自分（睦）が作った（と思っている？）。
そのバンド時、メンバー同士のいざこざがあり、その時の記憶がフラッシュバックと発作が出るほどトラウマとなっている。
３．mujicaの今後と自らの闇に飲まれた睦
祥子とにゃむが方向性の違いで対立し、
バンド内の雰囲気は最悪。
加えて睦は、
祥子の厳しい一言によって傷つき、
自らのシャドウ面が刺激され、闇に飲まれてしまう。
バンドとして非常に危うい状態。今後、一体、どうなってしまうのか？
この睦っていう子は、
元来、優しすぎるんでしょうね。
優しくて人を傷つけたくないから、言いたいことを我慢してしまう。
それは睦ちゃんのとても良い面だと思うのだけれど、程度問題で、度が過ぎると自分が苦しくなってしまう・・・。
溜めたものを自分で解消できればいいが、
そうでないと、溜まって肥大化した闇が、今回のように何らかのトリガーで噴出してしまう。
祥子も、今回の雨のシーンで言ったようなセリフは元々言うつもりはなかったんだろうけど、
バンドの現状でストレスが溜まっていて、心ならずも失言という形になってしまったと。
自らの闇に飲まれた後のラストシーン。
公演にて、まるでこれまでの自分とは別人のようにセリフを紡ぐ睦。
この後、一体、どうなってしまうのか？
正直、嫌な予感しかしない。（汗×10）
本アニメは「dアニメストア」（月額550円）で視聴可
