【詳細レビュー】
JUDGEMENT 7 俺達の世界わ終っている。
(PS4)
皆さん、こんにちは。
管理人のartoです。
JUDGEMENT7、ノーマルENDまでいきました。
プレイ時間、約58時間。
寝落ちを差し引いても50時間くらいか。
本作のボリュームをよく表しています。
つまらないゲームでこの長時間は苦痛ですが、JUDGEMENT7の場合は「このボリュームで良かった！」という感じ。
１．ノーマルENDを終えて
（そうか〜、そうだよなぁ･･･グス）
いや〜、終わっちゃったな〜、JUDGEMENT7。
ノーマルENDだけど。
なんというか、 寂しさ、空虚感みたいなものがあるな〜。
まず、ラスト付近が思ったよりあっけなくて残念だった。 ラストはまるでアサノのような残念さだった（笑）。
しかし、ラストまでにもらった楽しさ、感動が多すぎて。
それに比べれば、 減点したとしても微々たるもの。自分の中では１万点から100点を引くぐらいの感覚である。
（人によってはラストで大幅減点もあると思う）
（この後の展開はもう一押し）
このゲームを非常に簡単に言えば、
超弱小ゲーム会社「ジャッジメント7」の 超！愛すべきメンバーたちと、数々の仮想世界を旅する物語
で、
最高峰のキャラゲー
だと思う。
２．この後の予定
ノーマルENDでこのゲームの大部分が終わったと思ったのだけど、
「オレオワ公式攻略サイト」を見ると、 他にENDが７つもあるらしい。
ギャラリーを見てもそこそこ未開放のCGがあるし、 まだ大部分は終わってない様子。
それを知って、
「まだJUDGEMENT7は終わってないんだ！まだこの物語とメンバー達を見れるんだ！」
と嬉しい気持ちになったのが、本作に対する私の評価といえる。
他のサイトさん情報によると、
隠しENDは早めにやった方がいいらしい。
それを踏まえて、
��尾張エンド ⇒ ��イルカエンド ⇒ �け�しエンド ⇒ �ゥ▲汽離┘鵐鼻、諭´Ε織船▲淵┘鵐鼻、有Д罐Ε離┘鵐鼻、諭´┝刑瓮┘鵐�
この順番で周回プレイをしていく予定。 今回はこの辺で。
PS.
レビューを書きやすいゲームと書きにくいゲームがあると思うが、本作は後者。 ジャッジメント7のメンバーがあまりに愛すべき奴らで好き過ぎて、感情的になって 一般人に伝わるレビューを書ける自信がないのだ（笑）。
ただ、それを抜いても本作はレビューが書きにくい部類かもしれない。
あと、上で挙げた公式攻略サイトや、
ギャラリーなどの画面デザインから感じる製作者の愛。
例えば、CGギャラリーのサムネイル１つ１つに付いたコメントとか、
サウンドギャラリーの１曲１曲に個別サムネイルを作っているとか。
製作者はこのゲームに愛を込めている。愛を注いでいる。それが解る。
ゲーム内で「ジャッジメント7」が、ユーザーに評価されなくとも 自分達がいいと思うゲームを魂込めて作っていたように、 まさにこのゲームの製作者自体＝「ジャッジメント7そのもの」なのだと思う。 私はその姿勢、その愛を見逃さず受け取りましたよ。
(c)RED, (c)MAGES.
拍手、コメントはこちら
ユウノの過去。 心を抉られた･･･。 色々と悲しくて、オレ、涙が出そうだよ･･･ (´；ω；`) 【管理人のハートが震えたポイント その４（悲痛）】
みなさん、こんにちは･･･。
『JUDGEMENT 7』第１２章途中でハートが震えている管理人artoです。
挨拶の「･･･」に今の私の心境を含ませてみました。
いやー、物語はもう目が離せないところに来ている。
早く先に進めたいけど、この震えをレビューに書いてからでないと先へ進めない。
先にみなさんに言っておきたい。
本作は名作。まだ途中だけど、多分名作になると思う。
■今回のトピックス
１．早瀬ユウノの過去
ユウノの過去の傷を匂わすシーンはあった。
あれはたしか、
零時君がユウノの家に来た時だったか。
ユウノが
「あたしってそんなに真面目じゃないんだよ」
というようなセリフを言った場面。
自分は過去の男性遍歴と想像したのだけど、実際は少し違った。
天然で誰からも愛されるようなユウノ。
その性格と立派な立派なお胸から、同世代の異性からアプローチされたと言う。
男性達を振った後も、恨まれることなく仲良くやっていける。それが彼女の凄さだった。
しかし問題が起きたのは、振った男性達と一緒にいた女性陣。 アサノから語られたのは、女性陣からユウノへの壮絶なイジメの話だった。
（聞くに堪えないユウノの過去･･･）
・母親譲りの大事な黒髪を高校球児のように丸刈りにされた話。
・それを見て泣いてる姉を「明日から夏休みだから、さっぱりしてこれもいいかもね」 と健気に励ますユウノ。
・ウィッグの髪を七罪に褒められて、 家で「なっちゃん、なっちゃん」と懐いていた話。
この辺がもうね。
何故、このようないい子がこんな目に合うのか･･･？
何故、ユウノと七罪が争うことになってしまったのか･･･？
色んな意味で悲しすぎて泣きたくなる･･･。
ユウノの心は、この件によって傷つき限界を迎えてたんだと思う。
ジャッジメント7に入ることで、
その傷は徐々に癒されていったのだけれど、
心の奥にはまだ深い闇として息を潜めていて･･･。
零時君と七罪のあのシーンがトリガーとなって、 その闇が急に噴出してしまった。
ユウノが押さえ込んできた自らのシャドウ、影が 「ヒルノ」となって出てきたのは、彼女の過去を考えれば無理もない話だと思う。
２．ユウノと七罪の言い争い
上記１は第１２章のワンシーンだが、
第１１章の途中から、私は本作から目を離せないでいる。
１セリフ毎にスクショを取るくらいのレベルなのである（笑）。
その１１章途中とは、海合宿３日目の企画会議。ユウノと七罪の言い争いである。
このシーン、
ちょっとした争い以上のかなり濃密なやりとりで、 その迫力に見入ってしまった。。。 【管理人のハートが震えたポイント その３（唖然）】
（声優・佐倉綾音さんの演技もスゴかった）
ユウノという人物は、
表面は天然、ふわふわ、優しい子だが、
実際は強い子だと思う。
零時が傷つけられるのが悲しくて、許せなくて、七罪を叩いた行動もそうだし、
その後、玄関に独りでいる時、 やってきた零時に対してあのように笑って対応出来るのは心の強さが成せるものだろう。
ただ、どんなに強いもの、硬いものでも、
例えば、どんな鋼鉄のように硬いお○ん○んでも、たまには柔らかくし休みが必要なもの。むしろ普段は柔らかくしておくもの。
しかし彼女は、自らの強さで弱い面を押し殺してしまったんですね。 それによって溜まりにたまった彼女の闇が、エゴが、一気に噴出してしまった。それが上記１の結果。
本当は弱い面を認める、受け入れてあげることが必要だったんですね。
（押えてきたエゴ的なものが爆発したヒルノという性格。これにはさすがのイルカさんも･･･）
次回
仮想世界でヒルノと七罪の決闘から。
この二人の仲が元に戻ることを、
「雨降って地固まる」のごとく絆が深まることを祈ります。
しかし本作、
『ペルソナ』シリーズの自らの影との向き合う内容、 あるいは、『アルトネリコ』のコスモスフィアの深層世界みたいな様相を呈してきたな〜。こういう人の心を深く描く作品 ＝ 経験上、名作になることが多い。 もう一度、本作、多分名作評価になると思う。
(c)RED, (c)MAGES.
拍手、コメントはこちら
（９章のあるシーンをみて感じたこと）
なんだよ、この展開は･･･。
これは残酷すぎるだろう･･･。 【管理人のハートが震えたポイント その１（硬直）】
当サイト訪問のみなさん、こんにちは。
変人変態管理人のartoです。
これを書くのは2月の12日。
もう2月も半ば。早いですね〜、みなさん。
今年掲げたサイト目標の進捗について。
＜2025年1月の結果＞
ゲームクリア １本 ⇒ ワールドエンド・シンドローム (PS4)
クリア後レビュー １本 ⇒ FF5 ピクセルリマスター (PS4)
悪くないが、欲を言えば月に２本くらいクリアしたいです。
しかし、金銭のためのお仕事があり、他の趣味や庶務もあり、 ゲームとサイトだけに時間を費やせずもどかしい日々。 何ていうか、ゲームとゲームサイトって大変だな〜。 短距離走でなく、長距離マラソンのようなコツコツ感が大事です。
なお、更新履歴や管理人のつぶやきがない時でも裏でゲームとレビューを進めています。 最近は本作や『碧の軌跡』が多い。ではプレイ中レビューへ。
※この先は『JUDGEMENT 7 俺達の世界わ終っている。』のネタバレが含まれています！未プレイの方には、実際にプレイして楽しさを味わって欲しい衝撃シーンとなります！なので非推奨。冒頭の管理人の一文でその衝撃をご想像ください。
■今回の振り返りトピックス
１．ジャッジメント7のメンバーが出口に惨殺されるシーン
このシーンを見て感じたのが冒頭の文。
『ひぐらしのなく頃に』皆殺し編のラストを思い出した。
本作『JUDGEMENT 7』って、
ピンチの時でもどこかユーモアのある、おちゃらけたゲームだったのに、この展開はガチでシビアすぎる･･･。
仮想世界にいる状態で、
現実世界の無防備な肉体を、モニターを見ながら無残に殺されていく。
これは肉体が完全に拘束されて無抵抗に処刑されるのと同じ。
いや、精神的にはそれ以上に無残な、無念な、グロテスクな殺され方かもしれない･･･。
プレイ済の方はお分かりであろう。
上のシーン後の一枚絵がショッキングで、「もう一度やれ」と言われたらお断りしたいレベル。 プレイ後、ショックで1時間寝込みました･･･。
２．一之瀬玲奈の独白
「このあと、一体どう展開していくのか･･･」
上記の後、とてもセーブして終われない状況で始まった、少女Aこと一之瀬玲奈の独白シーン。
この独白によって、
彼女の人生、理化学研究所、アカシック、13研の計画など、 これまで謎だった部分がかなり明らかになった。
中でも印象に残ったのが、
玲奈のジャッジメント7のメンバーに対する記憶の部分。
彼女のジャッジメント7に対する愛の波動を受け、私のハートが感動に満たされた。 【管理人のハートが震えたポイント その２（感動）】
メンバーの特徴をあのように観ることのできる玲奈は、
肉体的には不利に生まれたけれど、普通の人が持てないような素敵な心を持っていたのだろう。
そしてジャッジメント7を愛していた。 かたやメンバーも玲奈を愛していて、その間には素晴らしい絆が作られていた。
それなのに、このような悲劇的結末で終わっていいのか？ さすがに終わらないよな？な？
（ちなみにこの独白シーン、声優・黒沢ともよさんの演技も光っていた。私的要チェック声優リストに入れました）
■次回
玲奈の独白の後、
死んだと思われた零時君が目覚めたのは、市ノ瀬葉子の前。ここでセーブ。
この後、どう展開するのだろう？？
零時たちが復活するには、時間の巻き戻しなどのSF的展開しかなさそうだけど。
ではまた。
＜編集後記＞
とてもいい作品なので紹介したい。けどネタバレがある。 ネタバレがあって困るけど、いい作品だから何とか紹介したい。 ゲームレビュアーにありがちなこのもどかしさ、是非みなさんに伝えたい。
★ここ最近のWeb拍手について。
みなさん、いつも押していただきありがとうございます。 最近はFF1〜FF6のレビュー記事に多く押してもらってる感。 FF6をクリアーしてFF7→FF8と進みたい気持ち、あります。 ゲーム多数並行プレイですのでしばしお待ちを！
(c)RED, (c)MAGES.
拍手、コメントはこちら
ー
ブランド：
レッド・エンタテインメント、MAGES.
発売日：
2019年2月28日 (PS4版)
キャラデザ： 白井鋭利
シナリオ： 阿智太郎